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医療新世紀

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がん最新情報に高い関心患者支援の催しへ2千人

2016.8.23 9:38
 がん患者支援のNPO法人キャンサーネットジャパン(東京)が東京・日本橋でこのほど開いた「ジャパンキャンサーフォーラム」には、がん経験者や家族、医療関係者ら2100人余りが参加した。治療法の新たな選択肢や新薬の臨床試験などの情報が紹介され、熱心にメモを取る参加者の姿が目立った。

がん最新情報に高い関心患者支援の催しへ2千人
 フォーラムは今年で3回目。開催が2日間に拡大され、六つの部屋でがんの種類別に、最新の治療法や薬の開発、臨床試験の現況について専門家の講演があったほか、がん経験者による座談会、親ががんになったときの子どもへの接し方などのセッションがいずれもほぼ満席に。

 ロビーには患者団体、支援団体のブースが並び、ウイッグやメーキャップを試した患者をプロの写真家が撮影する企画も好評だった。

 東京都内在住の山田真由美さん(51)、野上奈美さん(36)はいずれも子宮頸がん経験者。参加動機について山田さんは「主治医と話すだけでは、最新情報を網羅しているかどうか確信が持てない」と話す。野上さんは「子宮の腹腔鏡手術を映像で見せてもらい理解が進んだ」と振り返った。

 主催者によると、参加者アンケートでも「最新情報が得られてよかった」という答えの半面、普段は最新情報が探しにくいことへの不満の声があったという。

 がんの漢方治療について講演した国立がん研究センター研究所の上園保仁分野長は「世間には生存率や薬などのたくさんの情報があふれているが、ただただ自分に合った治療、薬のことを知りたいという患者、家族の切実な思いが感じられた」と話した。

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