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医療新世紀

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検診法を40%超が知らず大腸がん意識調査で

2016.9.20 9:41
 大腸がん検診の方法が便潜血検査であることを知らない人が40~60代の40%を超えることが、大腸がんの早期発見・早期治療に取り組むNPO法人ブレイブサークル運営委員会(東京)による意識調査で分かった。

検診法を40%超が知らず大腸がん意識調査で
 今年5月、この年代の男女計1万4060人からインターネットを通じて回答を得た。

 検診の具体的な方法を知っているかを尋ねたところ、「便潜血検査」と正しく答えられた人は59%。残りは、大腸内視鏡検査やほかの方法と誤解していたり、知らなかったりした。検診の方法や意味についての啓発が課題として浮上した。

 国立がん研究センターが発表した2014年のがん統計によると、大腸がんは女性のがん死亡原因の第1位、男性では第3位。

 便潜血検査は、便を少量取って微量の血液が混じっているかどうかを調べる安全な検査で、大腸がんによる死亡率を下げる効果があるとして、国が40歳以上の男女に推奨している。

 今回の調査では、毎年大腸がん検診を受けている人は、昨年の調査より2ポイントほど増えて40%となった。最近2年間に1度は受けたという人も14%いたが、18%は2年以上受けておらず、28%は「全く受けたことがない」と答えた。

 職場の健康診断の受診項目に含まれている場合は77%が便潜血検査を受けており、健診のメニューに盛り込むことが受診率の向上に有効であることも示された。

 2年以上受けていない、または受けたことがないと答えた人に、理由を尋ねると「費用がかかる」「検診内容を知らない」「便の提出が面倒」などが多かった。

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