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医療新世紀

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健康習慣で心臓病減らせる遺伝的に高リスクでも

2017.2.14 10:08
 遺伝的に心臓血管の病気にかかりやすい人であっても、健康的な生活習慣の実践で発症リスクを大幅に減らせるとの研究結果を米マサチューセッツ総合病院などのチームがまとめ、米医学誌に報告した。

健康習慣で心臓病減らせる遺伝的に高リスクでも
 米国などの複数の研究に参加した中高年男女計約5万5千人余りのデータを分析した。チームは、健康的な生活習慣は誰にでも重要であることがはっきりしたと指摘している。

 心筋梗塞などの冠動脈疾患へのかかりやすさと関連する遺伝子配列はこれまでに数多く明らかになっている。このためチームはそうした配列データを基に、研究参加者の遺伝的リスクをまず数値化した。数値が高い方から20%の人を遺伝的高リスク者、低い方から20%を遺伝的低リスク者と定義した。

 次に、参加者の生活習慣を(1)現在喫煙していない(2)肥満でない(3)定期的な運動習慣あり(4)野菜や果物の摂取が多いなど食生活が健康的―の4項目で評価。このうち3項目を満たす人を生活習慣が健康的、1項目以下の人を不健康として、平均20年ほどの追跡期間中の冠動脈疾患発症リスクを分析した。

 その結果、遺伝的高リスク者の発症リスクは遺伝的低リスク者より高かった。しかし、遺伝的リスクの高低にかかわらず、生活習慣が健康的な人は不健康な人より発症リスクが低いとの結果が得られた。

 遺伝的高リスク者の中の比較では、生活習慣が不健康な人たちの発症リスクを1とした場合、健康的な生活習慣の人のリスクは0・54と、ほぼ半分になることが分かった。

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