ホットパックのやけどに注意を
日本医療機能評価機構は、患者の体の保温や血管拡張、温熱療法などに医療現場で使われる「ホットパック」の使用により、やけどを起こしたケースが2014年1月から18年2月末までに計10件あったと発表した。
体の同じ部位に長く当て続けたり、体から離して置いたはずが体に触れていたりした例があったほか、「所定のカバーを付けなかった」「十分な厚さのないタオルで包んでいた」などの例があったという。
同機構は、各製品の取扱説明書を読んで患者の状態に合わせて使うことや、使用中には当てている部位をよく観察するなどの対策を求めた。
