ジカ熱の先天異常率を報告

2018年06月12日
共同通信共同通信

 蚊が媒介するウイルス感染症「ジカ熱」を発症した500人以上の妊婦の経過を追ったフランスのチームが「子どもの7%に脳や神経の異常が確認された」とする研究を米医学誌に報告した。

 ギアナなど中南米のフランス領で2016年にジカ熱を発症した546人の妊婦を追跡。子どもの数(胎児段階で死亡した例を含む)は555人で、39人(7%)にジカウイルスによるとみられる脳神経の異常があった。このうち頭部が非常に小さい「小頭症」は32人だった。

 妊娠中のどの時期に発症しても先天異常のリスクはあったが、12週までの妊娠早期の発症が異常率13%でリスクが最も高かった。

(ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン3月15日付)