高齢化社会に伴い、増えつつある病気の一つに大動脈弁狭窄(きょうさく)症があります。 心臓の四つの部屋の出口に弁があり、心臓から大動脈に出ていく最後の出口が左心室についている大動脈弁です。3枚の花び ... [続きを読む]
長泉町は2018年度、中学2年生を対象に胃がんの原因の一つであるピロリ菌の無料検査を始める。県内の自治体で、同菌の無料検査に踏み切るのは初めて。ピロリ菌の有無を早期に発見し、胃がんの発症リスクを低減 ... [続きを読む]
先日、食事時の胸のつかえ感で40代の男性が受診されました。検査の結果、早期の「食道アカラシア」と診断しました。食道アカラシアは比較的まれな良性の食道疾患です。冒頭の男性の症状のように、当初は逆流性食 ... [続きを読む]
福岡大と理化学研究所のチームは、インスリン注射が必要な重症糖尿病患者への膵島(すいとう)移植治療について、従来の肝臓よりも効果的で安全な鼠径(そけい)部(太ももの付け根)への移植法の開発に、マウス実 ... [続きを読む]
高齢者が物忘れをするようになると、認知症を疑いがち。ところが認知症の治療をしても改善しないことがある。こうした場合、肝機能低下が招く合併症「肝性脳症」の可能性がある。症状の一部が認知症と似ており、 ... [続きを読む]
急速に高齢化が進む日本で、今後急増の可能性が指摘されている病気に、心不全があります。80代で増加するため、慢性心不全患者は現在の100万人から、2025年には120万人、35年には130万人に達する ... [続きを読む]
今回は、近年欧米で増えていて、近い将来に日本でも増加が危惧されている、バレット食道がんを取り上げます。 日本における食道がんは、食道の中部に多くみられ、喫煙と飲酒が二大危険因子として知られています ... [続きを読む]
脱水症状といえば夏場のイメージが強いが、空気が乾燥する冬も油断は禁物。特にインフルエンザや感染性胃腸炎などによる脱水には注意が必要だ。症状や正しい水分補給の方法を、松山赤十字病院内科診療部長の藤崎智 ... [続きを読む]