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誕生パーティーにご注意 コロナ感染リスク30%高

2021.8.10 0:00
 最近めでたく誕生日を迎えた人がいる家庭は、そうした人がいない家庭に比べて、新型コロナウイルスの感染者が出るリスクが30%高かったとする米国での分析結果を、米ハーバード大やランド研究所のチームがまとめた。
誕生日のケーキを切り分ける人(ロイター=共同)
誕生日のケーキを切り分ける人(ロイター=共同)

 家族や知人を集めて開いた誕生日パーティーで感染が広がった可能性がある。特に大人より子どもの誕生日の方が高リスクだった。チームは「普段から知っていて信頼できる人との集まりなら大丈夫と思いがちだが、流行レベルが高い時期には感染を広げる場になりかねない」と指摘する。

 チームは2020年1月から11月にかけて米国の約300万世帯のデータを分析。すると直近2週間に誕生日を迎えた人がいる世帯では、そうでない世帯よりコロナ感染者が1万人当たり8・6人多かった。感染リスクは30%上昇していた。
 子どもが誕生日の場合は同15・8人増と感染者がさらに多くなることが判明。コロナ流行が猛威を振るっていても、子どもが楽しみにしているパーティーをキャンセルするのが難しいことなどが理由ではないかとチームは推測している。
 感染者が比較的少ない国ではこうした傾向はみられなかった。米国ではその後ワクチン接種が進み、パーティーによるリスクは下がったとみられる。研究は米医師会雑誌の関連誌JAMAインターナルメディシンに発表した。
 ワクチン接種が遅れる日本では東京五輪・パラリンピックの開催が懸念材料。大きな流行の波を予測する専門家もおり、知人宅に集まって飲食しながら観戦する際には注意が必要だ。

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