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新型コロナを平易に解説 児童向け教材を無料公開

2020.5.13 18:09
 岡山大SDGs推進本部と一般社団法人知識流動システム研究所(東京)は、新型コロナウイルスについて平易な言葉で解説した児童・生徒向け教材を共同開発し、同研究所のホームページで公開した。無料でダウンロードできる。 子どもたちにも新型コロナへの理解を深めてもらい、感染予防をともに進めていくのが狙い。自治体や学校などでの活用を呼び掛けている。
紙芝居版「新型コロナウイルスについていっしょに考えよう!」の一部
紙芝居版「新型コロナウイルスについていっしょに考えよう!」の一部
 教材「新型コロナウイルスについていっしょに考えよう!」は、小冊子と紙芝居があり、内容はほぼ同じ。「コロナウイルスってなに?」「どのような症状があるの?」「どうやって感染するの?」「感染をふせごう!」「ウイルスとたたかっている友だちや家族を応援しよう!」―の5項目について、イラストを交えながら説明する。
 感染の仕方に飛沫(ひまつ)感染と接触感染があること、「3密」に気を付けて集団感染を防ぐことの重要性、手洗いやアルコール消毒の大切さなどが、子どもに分かりやすい表現で書かれている。感染者や医療従事者に対する差別にも触れ、「苦しんでいる人を応援しよう」と呼び掛ける。
 ホームページには、もっと詳しく知りたい人のためにQ&Aも用意。大人が子どもに説明するケースも想定し、児童版に加え大人版も掲載した。新しい科学的知見に基づき随時更新される。
 岡山大SDGs担当副理事の狩野光伸教授は「新型コロナウイルスの感染拡大という現実課題を通し、自分で考え、行動する訓練を多くの子どもたちにしてほしい。台湾語版、英語版の作成も始めた。多言語化で世界の子どもたちに広げたい」と話している。

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