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【新型コロナ・ミニ知識】残った処方薬は飲まない 抗生物質、効果なく有害

2020.3.25 15:00 共同通信
 
 

 

 新型コロナウイルス感染症で避けたいのが、抗生物質(抗菌薬)など家庭に残る処方薬を自己判断で飲むことだ。世界保健機関(WHO)も「抗菌薬は予防にも治療にも効果がない。その上、有害かもしれない」と警告する。

 抗菌薬は細菌による感染症の治療に使う薬で、新型コロナウイルスには効かない。国内で抗菌薬は医師の処方がなければ入手できないので、もし家庭に抗菌薬があるなら、それは過去に別の感染症に対して医師が処方したものの残り。

 抗菌薬は効く細菌の種類が決まっていて、合致しないと効果がないばかりか、薬が効きにくい薬剤耐性菌を増やしたり、副作用だけが出たりする恐れがある。

 インフルエンザに対して処方される抗インフル薬も、ウイルスの種類が異なるため自己判断で飲むのはいけない。

 こうした処方薬は本来、医師の指示通りにきちんと飲み切るのが望ましい。もし残ってしまった場合は廃棄しよう。(3月16日配信)