効果がはっきりしない健診が幾つも行われている一方で、国際的に評価が確立したがん検診の実施は不十分。日本の公衆衛生政策についてこう評価し、健診の見直しなどを提言した報告書を経済協力開発機構(OECD) ... [続きを読む]
耳は聞こえるが相手の話が分からない。声は出るのに言いたいことが言えない。脳卒中などの後遺症で起こる失語症はつらい障害だ。本人との日々のコミュニケーションが突然難しくなる家族や友人の戸惑いも大きい。 ... [続きを読む]
健康のためには1日1万歩は歩くのが望ましいとよく言われるが、高齢の女性では1日4400歩程度の歩数でも、死亡リスクの低下がみられたという研究結果を、米ハーバード大のチームが米医学誌に発表した。 チ ... [続きを読む]
がんは年齢とともに増える病気。このため、がんの診断を受けたとき、既に何らかの持病がある人は珍しくない。中でも、治療の際に特別な注意が必要で、患者数も多いのが糖尿病だ。安全ながん治療のために患者が ... [続きを読む]
高齢者の独り暮らしは、健康へのリスクだといわれるが、単純に独居であることよりも、他者との関わりが乏しい社会的な孤立がその要因であるとする研究結果を東京都健康長寿医療センター研究所の藤原佳典研究部長ら ... [続きを読む]
自分が死ぬタイミングを選ぶ権利はあるか。周囲は黙認や手助けをしていいのか。致死薬の処方や延命中止など、終末期にさしかかった患者の命を縮める措置の是非を考える「死ぬ権利はあるか」が出版された。著者は倫 ... [続きを読む]
2015年度に新たに障害者手帳の交付を受けた視覚障害者の原因疾患は緑内障が最も多く、原因に占める割合も過去より増加したという全国調査の結果を、白神史雄・岡山大教授(眼科学)を中心とする厚生労働省研究 ... [続きを読む]
アトピー性皮膚炎など長引く皮膚の病気では、軟こうなどの塗り薬が有効だ。ただ、適量を塗らなかったり、勝手に中断したりすれば十分な効果は見込めない。医師の指示を守って使うことが大切だ。専門家は「病院を受 ... [続きを読む]
肝臓病の中には、体を守る免疫系が自分の肝臓を攻撃してしまうものがある。「自己免疫性肝疾患」と総称される3種類の病気。比較的珍しく、難病に指定されているが、いずれも近年患者が増え、注目が集まっている。 ... [続きを読む]
エイズウイルス(HIV)に感染しても、治療を続け、ウイルスを血液中で検出できないほど減らせば、パートナーにうつることはない―。 最新の研究を基に、感染者への偏見をなくすとともに、感染者が適切な治療 ... [続きを読む]