浮世絵に女性が歯磨きや舌清掃をしている様子が描かれたものがあります。口臭は紀元前から人々が関心を寄せる症状でした。現在、口臭とは『口あるいは鼻を通して出てくる気体のうち、社会的容認限度を超える悪臭』 ... [続きを読む]
かむ力やのみ込む力といった口の働きと、身体全体の健康との関わりについて検証する調査が、二〇一八年度から愛知県東浦町で行われている。調査は県歯科医師会が実施。三月に公表された中間報告によると、運動機能 ... [続きを読む]
日本は世界に類を見ないスピードで高齢化が進み、すでに超高齢社会に突入しています。平均寿命は年々更新され、現在の亡くなる方の最頻値(最も頻繁に出現する値)は平均91歳とされているほどです。しかし、歯の ... [続きを読む]
唾液には、たくさんの働きがあります。口の中に食べ物を入れた時には味覚を感じ、かみ砕くことによりのみ込むことができるようにします。発音する時には舌や唇の運動は、唾液の湿潤作用により円滑に行うことができ ... [続きを読む]
お子さんやお孫さんのおやつには何をあげていますか? 好きなものを欲しがる時に好きなだけ与えていませんか? その食習慣が、むし歯をつくりやすい環境にしているかもしれません。 むし歯は〈1〉細菌〈2〉 ... [続きを読む]
オーラルフレイルとは、高齢者の口に関するフレイル(衰え)を指します。軟性食品しか食べられない、かむ機能の低下といった状態で、食事に介助が必要な「要介護状態」になってしまう前の段階のことです。この段階 ... [続きを読む]
全身疾患との関連性も/矯正歯科科長溝口到教授 歯や口に関連する病気で一般的によく知られているのは、虫歯(う蝕(しょく))、歯周病、顎の関節の病気(顎関節症(がくかんせつしょう))であり、いずれも有病者 ... [続きを読む]
ビスホスホネート製剤は骨粗しょう症の治療薬として極めて有用であり、骨折を予防することによって寿命の延長にまで関わってくる優れた薬剤です。その一方で、薬剤の使用による「顎骨(がくこつ)壊死(えし) ... [続きを読む]
取り外し式の義歯を新たに製作し、装着して使用した場合、不具合が生じるときがあります。 主に、痛みや頬をかむ、食べ物がかめないなどです。快適に使用していた義歯についても同様なことが言えます。 義歯 ... [続きを読む]
小学校入学前後から、永久歯に生え替わる子どもの歯。生え始めたばかりの永久歯は歯質が未成熟で酸に弱く、虫歯になりやすいという。乳歯と永久歯が混在している時期は歯並びが複雑になり、どうしても磨き残しが多 ... [続きを読む]