食品の健康度をひと目で 米タフツ大が新指標

2021年12月21日
共同通信共同通信
 さまざまな食品の健康度を、栄養素などに基づいて1から100までの分かりやすい数値で評価する手法を、米タフツ大の研究チームが考案した。「フードコンパス」と名付けた新指標を使い、米国で人気がある食品や料理、飲料の健康度をランキングした。
 
 

 

 数値が大きいほど健康度が高く、小さくなると健康度が低い。チームは70以上を「おすすめ」、69~31は「適度に」、30以下は「控えめに」と推奨の目安を示した。
 最も高い100と評価されたのは果物のラズベリー。生で食べるのを勧める。ナッツのアーモンドや野菜カレーも90以上だった。ツナサラダやコーヒーもおすすめに分類された。
 さつまいもチップスや鶏むね肉のグリル、チキンバーガーなどは50以上。適度に食べることを推奨する。
 プリンや即席麺、チーズバーガーなどは評価が低かった。ジャンクフードはカロリーが高い一方で栄養に乏しく、肥満や生活習慣病の原因にもなる。あまり食べ過ぎない方がよさそうだ。
 食品の健康度の評価法は他にもあるが、限られた項目に基づくものが多い。何を食べたら体にいいのか消費者に分かりにくいのが難点だった。
 チームは、ビタミンやミネラルなどの栄養素に加え、食物繊維や炭水化物、塩分、糖分、脂質など9分類54項目を総合的に評価。最新の科学的データに基づき、体の機能を高めるプラス面と、病気のリスクとなるマイナス面の両方を考慮して単一の数字で示した。食品会社や外食産業に利用してもらうほか、新たな食品表示への反映を目指している。