コロナワクチン、次は秋冬 全年代に接種機会

2023年02月08日

新型コロナウイルスワクチンの4月以降の接種の在り方を議論する厚生労働省の専門部会が8日開かれ、遅くとも今年の秋冬に次の接種を進めることが妥当とする方針を取りまとめた。対象者は高齢者など重症化リスクがある人を第一に、全ての年代に接種機会を確保することが必要だとした。
これまでの専門部会やワクチン分科会では、医療逼迫を避けるためにもワクチン接種で免疫を獲得していく必要があるとして、4月以降も現行の接種体制の維持を求める意見が相次いでいた。
新型コロナワクチンは現在、全額国費負担され無料で打てる予防接種法の「特例臨時接種」として実施されている。3月末に期限を迎える。