フランス、カフェが営業再開 2カ月半ぶり、パリは屋外に限定

2020年06月02日
共同通信共同通信

 【パリ共同】フランスで2日、新型コロナウイルス対策の2段階目の制限緩和が実施され、カフェやレストランの営業が約2カ月半ぶりに認められた。ただパリを含むイルドフランス地域圏はまだ病院の集中治療室の使用率が高いなどの指標に基づき屋外席のみの利用に限定されている。

 営業の際にはテーブルの間隔を1メートル以上空けることや従業員のマスク着用、一つのテーブルを囲む客は10人までなどの感染防止対策が求められる。屋内の営業が認められた地域でも、屋内での立ち飲みはまだ禁止だ。

 パリジャン紙が伝えた業界団体の推計によると、パリのカフェやバー、レストランで屋外のテラス席がある店は約1万5千。一方、6千~8千の店にはないとされる。

 3月15日から閉店を強いられ大打撃を受けた業界への支援策として、パリ市は歩行者の通行を妨げず、公衆衛生を保つなどの条件で9月末まで歩道や路上の駐車枠を飲食店がテラスとして無料使用することを特別許可。週末だけ一部の通りや広場を車両通行止めにして、店が利用できるようにする措置も決めた。

 5月11日の外出制限解除に次ぐ今回の緩和では、自宅から100キロ圏内に制限されていた国内の移動が海外領土への移動を除き自由となった。再開する学校の対象も拡大。政府は6月22日に3段階目の緩和を予定する。

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