米ぬか原料の「代替肉」開発 山形大、肉に近い食感や栄養

2022年12月05日

山形大の渡辺昌規教授の研究グループが、米ぬかを原料に、肉に近い食感や栄養がある「代替肉」を開発した。大豆などに比べ少ないタンパク質を高濃度で抽出することに成功。国内自給率の高いコメを活用でき、従来の畜産に伴う環境負荷の軽減も期待できる。今後は味や香りを加え、商品化を目指す。
渡辺氏は、米ぬかから米油を取り出した後に残る「脱脂米ぬか」に着目した。抽出の際、分解され液状化してしまうタンパク質を固形状で取り出す技術を開発。タンパク質に糖類や脂質を加えた「肉」の弾力やもろさは、主流となる大豆原料の代替肉に匹敵する出来だ。
新聞社の注目記事
コンビニ経営の相原商店(飯田市)が破産手続き開始決定
02月03日

室蘭・えみらん開館1年 来館者18万人、想定の2倍 取り組みや目標、館長2人に聞く
02月05日

(更新)屋久島の海岸で女子大学院生の遺体見つかる 愛知の25歳、野生動物調査に出かけて戻らず
02月05日

箱根駅伝初出場の青山学院大・横田俊吾選手(新潟五泉市出身)父圭二さんと二人三脚、村松で磨いた強さ
01月02日

息子のこと、風化させない 盛岡・男児行方不明15年
02月05日

丸亀ハーフきょう号砲 本番へ足取り軽やか ジョギング教室に155人 高校生、生け花で歓迎
02月05日
