【東京舞台さんぽ】ドラマ「柴公園」 愛犬と出かけたい品川区の散歩道

2022年11月28日
共同通信共同通信
ペットの交通安全と健康を祈願するお守り=東京都品川区の天祖・諏訪神社
ペットの交通安全と健康を祈願するお守り=東京都品川区の天祖・諏訪神社

 2019年放送のドラマ「柴公園」は、柴犬の散歩で知り合ったおじさん3人が繰り広げる、とりとめのない会話劇。舞台となった街の風景の多くは、東京都品川区で撮影された。愛犬を連れて出かけたくなる水辺の散歩道をたどった。(共同通信=高田麻美)

 主な登場人物は、あたるパパ(渋川清彦)、じっちゃんパパ(大西信満)、さちこパパ(ドロンズ石本)。互いに本名を知らず「犬の名前+パパ」で呼び合う3人が、散歩のマナーや不審者のうわさなどの雑多な話題について、緩く語り合う。

八ツ山通り沿いに設置されたベンチ=東京都品川区
八ツ山通り沿いに設置されたベンチ=東京都品川区

 

 3人のいつもの散歩コースとして作中にたびたび登場するのが、品川浦の船だまりに面した八ツ山通りだ。道沿いに設置されたカラフルなベンチが、おじさんたちの「道端会議」の場となっていた。

京急線立会川駅近くの天祖・諏訪神社=東京都品川区
京急線立会川駅近くの天祖・諏訪神社=東京都品川区

 

 あたるパパが散歩の途中でスマートフォンを置き忘れる場面が撮影されたのは、京急線立会川駅近くの「天祖・諏訪神社」。実際に犬を連れての参拝が可能で、ペットの交通安全と健康を祈願して首輪などに取り付けるお守りも授与している。

坂本龍馬像が見守る「立会川龍馬通り繁栄会」=東京都品川区
坂本龍馬像が見守る「立会川龍馬通り繁栄会」=東京都品川区

 

 駅前の商店街「立会川龍馬通り繁栄会」は、あたるが看板犬を務めた宝くじ売り場のロケ地になった。名前の由来は、通りを見守る坂本龍馬像。江戸時代、この辺りに土佐藩の鮫洲抱屋敷があり、若き日の龍馬が滞在していたことにちなんで建てられたという。

品川区役所本庁舎屋上からの眺め=東京都品川区
品川区役所本庁舎屋上からの眺め=東京都品川区

 

 作中で朝夕の散歩タイムの間に流れる早送り映像には、品川区役所本庁舎の屋上にあるルーフガーデンからの眺めが使われた。園内にはベンチや遊具が置かれ、区民の憩いの場になっている。

勝島運河の防潮堤を利用した「しながわ花海道」=東京都品川区
勝島運河の防潮堤を利用した「しながわ花海道」=東京都品川区

 

 ラストシーンで3人と3匹が歩いた「しながわ花海道」は、勝島運河の防潮堤を利用した緑豊かな遊歩道。朝方や夕暮れ時にはあちこちで散歩中の犬たちがじゃれ合う姿が見られ、さながらペットの社交場のようだ。

 【メモ】3人が公園で雑談を交わす場面は、埼玉県三郷市の「カンガルー公園」で撮影された。
 品川区かいわい
 品川区かいわい