超加工食品は健康リスク 米国とイタリアで分析

2022年11月22日
共同通信共同通信
 冷凍やレトルト食品、スナック菓子など工業的なプロセスを経て作られた「超加工食品」の健康影響を巡ってはさまざまな議論がある。英医学誌BMJに、超加工食品を多く摂取すると大腸がんや早期死亡のリスクが高まるとの2件の大規模研究の結果が発表された。
 
 

 

 超加工食品は食材に大きく手を入れて調味料や添加物を加え、味覚の面でも手間の面でも消費者が食べやすいようにしたもの。ブラジル・サンパウロ大の研究者が提唱した4段階の「NOVA分類」に基づく。個別の栄養素や添加物だけでなく食品の加工度に着目した新たな考え方だ。
 イタリアの研究チームは2005~19年に同国の約2万3千人の健康状態を調査。病気による死亡と食習慣の関係を分析すると、超加工食品を多く食べる人は、あまり食べない人に比べて心血管疾患による死亡リスクが32%高かった。
 また米タフツ大の研究チームは1980年代以降に米国の男女約20万人が参加した三つの疫学研究データを統計的に分析。すると超加工食品の摂取量が多い男性は、少ない男性に比べて大腸がんになるリスクが29%高かった。食品ごとに分析すると、肉類やインスタント食品、甘味飲料による影響が特に大きかった。ただ女性では超加工食品の摂取と大腸がんとの関係はみられなかった。
 NOVA分類を提唱したサンパウロ大の研究者は「超加工食品の健康への影響をあらためて示す重要な研究結果だ」と評価。加工度の高い食品の製造と消費を減らす一方、消費者が新鮮で加工度の低い食品を入手しやすくする施策が必要だと指摘する。

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