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【4227】甲子 春酒 香んばし 純米大吟醸 生原酒(きのえね)【千葉県】

2020.5.19 16:47
千葉県印旛郡酒々井町 飯沼本家
千葉県印旛郡酒々井町 飯沼本家

【A居酒屋にて 全11回の⑪完】

 4~5カ月に1回、ほぼ定期的に開いている、オタマジャクシと美女軍団との飲み会。オタマジャクシは、カエルのわたくしより年下なのでオタマジャクシを自称している。会場のA居酒屋はなんと、2日後に店を閉めるんだそうな。びっくり仰天だ。オーナーのNさんには、わたくしにとってのさまざまな“初蔵酒”を用意してもらった。長年のご労苦に感謝、感謝、だ。Nさんは新しい店を開く気満々。いつになるのか。楽しみだ。そして、また“初蔵酒”を用意していただきたい。

「栄光冨士」「七歩蛇」「忠臣蔵」「千利休」「嶺乃誉」「加茂五葉」「粋府」「菊文明」「金雀」「菊鷹」に続いて最後11番目にいただいたのは「甲子 春酒 香んばし 純米大吟醸 生酒」だった。飯沼本家のお酒は当連載でこれまで、3種類を取り上げている。今回の酒は、瓶の見た目がやわらかで春らしい。さて、いただいてみる。

 オタマジャクシ「春の華やかさ。甘みの中に控えめな辛み。個人的には甘過ぎる」
 うっちー「パイナップルがいる」
 酒蛙「華やかな果実香が広がる。たしかにパインか。甘みに厚みがある。余韻は辛み」
 うっちー「でしょ?」
 美女Oさん「(目をつむり)ん~~~~~」
 美女MOさん「パイン似の香りで味が残らない。旨みはあまり感じられない」
 美女MIさん「千葉県のお酒、水準が高くなったね」
 酒蛙「華やかな香りと甘みが、先ほど飲んだ『金雀』に似た味わい。ただ、『金雀』よりはドライ感がある」
 美女MOさん「千葉のお酒は期待を裏切らない」
 美女Sさん「油っこい料理と合うと思う」

 透明な瓶の裏側に白い文字で以下のように印字、この酒を紹介している。

「新たな人との出会いが生まれる春。その絆が深まって行くように、純米大吟醸『春酒香んばし』もまた、抜栓直後の若々しい飲み口から、時間の経過とともにボディ感や甘みが際立つ、角の取れた味わいへと変化していきます。春の風のような華やかな香りと、移り行く季節のような酒質の変化をお楽しみください」

 また、蔵のホームページはこの酒を以下のように紹介している。「開封後に立ち上がる、春の風のような華やかな香りと、奥行きのあるボディ。軽やかにそれらをまとめ上げる、微発泡でフレッシュな口当たり。この絶妙なバランスは、初めての日本酒体験を、心地よくも鮮烈で、思い出深いものにしてくれるはずです」

 瓶のスペック表示は「アルコール分16度、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合50%」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 酒名「甲子」の由来について、日本の名酒事典は「酒名は、十干十二支の最初である甲子に、一番優れた酒であるようにとの願いを込めて命名」と説明している。

 また千葉県八千代市の美好屋酒店のサイトは、以下のように説明している。「『甲子』の名前の由来は、現社長の4代前の当主が、元治元年(1864年)の甲子(十干十二支の最初の年)の年の生まれで、『関東一の酒屋に』という志を持っていた事と甲子の年が縁起が良いということで『甲子』と命名されました」

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