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【4647】麒麟山 超辛口 生酒(きりんざん)【新潟県】

2021.10.17 22:44
新潟県東蒲原郡阿賀町 麒麟山酒造
新潟県東蒲原郡阿賀町 麒麟山酒造

【B居酒屋にて 全7回の①】

 1カ月に1回のペースで足を運んでいるB居酒屋。常時約200種類の酒を置いており、1カ月たてば、冷蔵庫のラインナップがけっこう更新されているので、「日本酒津々浦々」の取材に好都合なのだ。コロナで大苦戦を強いられている様子だが、飲み手としては、すこしでも支援になるよう定期的に通うことしかできない。早くコロナ禍が過ぎ去り、にぎわいを取り戻してもらいたい、と切に願う。

 トップバッターに選んだのは「麒麟山 超辛口 生酒」だった。複数の酒を飲むとき、トップバッターは、より淡麗で、より辛口酒の方が、後続の酒をきちんと味わうことができるからだ。麒麟山酒造のお酒は当連載でこれまで、11種類を取り上げている。総じて、淡麗辛口の晩酌酒、というイメージを強く抱いている。今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 酒蛙「やわらかな口当たり。淡麗辛口で、きれいな酒。余韻も辛み。キレが良いね」
 仲居さん「うん、淡麗辛口だ」
 酒蛙「いわゆる“新潟酒”。辛口だけど『超』が付くほどの辛口には感じない。本当に淡麗だね。酸があまり感じられない。飲み進めていくと、辛みが次第にじわじわ出てくる。超辛口のわりには、超辛口にありがちな“コルク香”がない。単なるドライ酒ではなく、旨みもすこし感じられるのがいい」

 ラベルは、この酒を以下のように紹介している。「【新潟・奥阿賀産米100%使用】清冽な味わいと摘みたてのベリーを思わせるみずみずしさ。火入れ前の『超辛口』を、夏限定の生酒でどうぞ」

 ラべルのスペック表示は「アルコール分15度、原材料名 米(新潟県産)米こうじ(新潟県産米)醸造アルコール、製造年月21.06」。スペックをみると、このお酒は普通酒に分類されるようだ。

 酒名&社名の麒麟山。麒麟麦酒と関係があるのだろうか、とおもって、蔵のホームページの「社名の由来」を見てみたが、麒麟麦酒は関係なかった。ホームページには「創業は1843(天保14)年。創業当時の酒名は『福の井』だったが、1882(明治15)年、『麒麟山』に変更した。弊社の正面にそそりたつ、津川のシンボルでもある名峰『麒麟山』からその名を頂きました」とある。

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