紅白のトマトジュースが北海道・東北代表 宮城の「幻の品種」を使用 河北新報社推薦

「こんなのあるんだ!大賞」北海道・東北ブロック予選で1位になった宮城県のトマトジュース「デリシャストマト丸しぼり『プレミアム』&露しずく」は、濃厚な赤色の「丸しぼり」と、透き通った黄金色の「露しずく」の2種類がセット。いわば紅白のトマトジュースだ。野菜不足の筆者も一口飲んでみた。
トマトジュースといえば、赤色で、少し塩気があるものをイメージする。「丸しぼり」は濃厚な甘みが特長。「露しずく」はすっきりと飲みやすい。「これがトマトジュース?」予選会ではこんな声も聞かれた。
使用しているのは、栽培が難しく「幻の品種」とも呼ばれる同県大崎市特産のトマト「玉光デリシャス」。製造元の「デリシャスファーム」(同市)が、約30年前に土作りから始め、試行錯誤を繰り返して生み出してきたものだ。
種まきから摘み取りまでの約180日間、手間と愛情を込めて育てる。商品には、その中でも糖度が10度以上あるものを使っている。2商品はどちらも無添加、無塩で、トマトそのものの味わいを楽しめる。
河北新報社の小林秀虎さん(44)は「なかなか飲めないトマトジュース。ぜひ多くの人に味わってほしい」と話している。
(共同通信秋田支局 崎勘太郎)