
不動産会社や建設会社で役立つ宅建(宅地建物取引士)。就職やキャリアアップのために、毎年多くの方が受験しています。
しかし、独学での取得は困難です。ほとんどの方が宅建通信講座や予備校などを利用して、勉強しています。
fa-check-circle宅建通信講座を選ぶときに比較すべきポイント
fa-check-circle通学・独学・通信講座のメリット・デメリット
fa-check-circle宅建士試験の特徴│合格率・受験資格・申込方法
そこで今回は、おすすめの人気宅建通信講座を紹介。受講料やサポート体制、合格率、教材のクオリティ、口コミ・評判などを比較して厳選しました。
Contents
おすすめの宅建通信講座!人気比較ランキング
ユーキャン
- 過去10年間で15,551人の合格者を輩出※1
- スマホ学習とテキストの併用で合格率アップ
- ユーキャンならではの添削サービス
ユーキャンは、過去10年間で15,551人の合格者を輩出している宅建通信講座です。スマホ学習とテキスト学習を併用できます。
受講者の80%は、仕事と学習を両立しています。教材は、忙しい方でも効率よく学習できるような内容です。
また、ユーキャン独自の”添削サポート”を受けられるところもポイント。詳しい解説や得点力アップのコツなどを、プロの講師陣からアドバイスしてもらえます。

受講料(税込) ※一括払いの場合 | 63,000円 |
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教材 | ・基礎テキスト3冊 ・実践テキスト3冊 ・副教材 ・スマホ学習 |
サポート体制 | ・添削指導 |
合格率 | – |
返金制度 | 〇 |
教育訓練給付金制度 | 〇 |
フォーサイト
- 合格率82.0%!2021年度は787名が合格※1
- 隙間時間にサクッと学習!eラーニング「Manabun」を提供
- 合格点主義なので最短3か月で合格できる
フォーサイトは、累計受講者数が7万人を突破している人気の宅建通信講座です。2021年度は、787名もの方が合格しています。
テキストはフルカラーなので、どこが重要なのか視覚的にわかります。2021年度の合格者のうち、90%の方が満足しているこだわりのテキストです。
また、eラーニングの「Manabun(マナブン)」を利用できるところもポイント。移動中や休憩中、就寝前・起床後など、隙間時間にサクッと学習できます。
受講料(税込) ※バリューセット1の場合 | 59,800円 |
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教材 | ・フルカラーテキスト ・講義動画 ・eラーニング |
サポート体制 | ・24時間質問対応 ・個別カウンセリング ・フォローメルマガ ・講師陣のコンテンツ |
合格率 | 82.0% ※2022年9月時点 |
返金制度 | 〇 |
教育訓練給付金制度 | 〇 |
アガルート
- 令和3年度の合格率43.7%!全国平均の約2倍※1
- 初心者向け・中上級者向けの2種類の講座から選択可能
- 3つのサポートを提供!何度でも講師に質問できる
アガルートは、令和3年度 合格率43.7%の実績を誇る、人気の宅建通信講座。こちらは、全国平均の2.47倍です。
テキストはフルカラーなので、視覚的に理解しやすいでしょう。ほかにも、1回10分程度の講義動画や、音声ダウンロード可能な講義動画で効率的に学習できます。
また、3つのサポートを提供しているところもポイントです。中でも、講師に何度でも無料で質問ができる「Facebook質問制度」が役立ちます。

受講料(税込) ※スピード合格カリキュラムの場合 | 53,746円 |
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教材 | ・演習総合講義 ・総まとめ講座 ・直前答練 ・模擬試験 |
サポート体制 | ・学習導入オリエンテーション ・何回でも無料で質問可能 ・毎月1回のホームルーム |
合格率 | 43.7% |
返金制度 | 〇 |
教育訓練給付金制度 | × |
TAC
- 2012~2021年度までに累計11,084名の合格者を輩出※1
- スマホ・タブレットでマイペースに学習できる
- 質問メールOK!通学生と同じ環境を手に入れられる
TACは、通学・通信講座のどちらにも対応している資格の学校です。2012~2021年度までに、累計11,084名もの合格者を輩出しています。
サポート体制が優秀で、通学生と同じ環境が手に入ります。教室で実際の講義を受講したり、自習室をしたりできるところは、TACならではのサポートです。
もちろん、質問制度も導入しています。学習時にわからないことがあった場合「i-support」の質問メールですぐに解決しましょう。
受講料(税込) ※総合本科生SPlusの場合 | ・WEB講座:154,000円 ・DVD通信講座:187,000円 |
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教材 | ・配布教材11種類 ・基本テキスト ・トレーニング(過去問題集) ・ミニテスト ・答練成績表 ・入門講義レジュメ ・過去問答練 ・デジタル教材・過去問アプリ |
サポート体制 | ・Web講義フォロー ・オンラインホームルーム ・スマトレアプリ ・質問制度 |
合格率 | – |
返金制度 | 〇 |
教育訓練給付金制度 | 〇 |
初心者向け│宅建通信講座選びで比較すべきポイント
ここからは、宅建通信講座選びで比較すべきポイントを5つ紹介。はじめての宅建通信講座選びで絶対に失敗したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 受講料
- サポート体制
- 合格率
- 教材・講義のクオリティ
- 会社の実績
受講料
受講料は、各宅建通信講座ごとに異なります。教材・講義のクオリティやサポート体制なども重要ですが、まずは負担なく支払える金額かチェックしましょう。
もちろん「安いから」という理由のみで選ぶことはおすすめしません。
問題なく支払える受講料の宅建通信講座を2~3社に絞り込み、後述で紹介しているポイントを比較してみてください。
おすすめ宅建通信講座 | 受講料(税込) |
---|---|
フォーサイト | 59,800円 ※バリューセット1の場合 |
アガルート | 53,746円 ※スピード合格カリキュラムの場合 |
TAC | WEB講座:154,000円 DVD通信講座:187,000円 ※総合本科生SPlusの場合 |
ユーキャン | 63,000円 ※一括払いの場合 |
サポート体制
宅建通信講座には、以下のサポート体制が用意されているケースが代表的です。
- 質問対応
- メール・郵送での添削指導
- 合格後の就職・転職サポート
- スケジュール・学習管理
- 合格・不合格時の返金制度
中でも重要なのは、質問対応や添削指導です。通信講座で理解できなかった箇所を解決できれば、学習のモチベーションと合格率がアップします。
その他のサポート体制についても「自分にとって役立ちそうか」を基準にして選んでみてください。以下では、おすすめ宅建講座のサポート体制を紹介しています。
おすすめ宅建通信講座 | サポート体制 |
---|---|
フォーサイト | ・24時間質問対応 ・個別カウンセリング ・フォローメルマガ ・講師陣のコンテンツ |
アガルート | ・学習導入オリエンテーション ・何回でも無料で質問可能 ・毎月1回のホームルーム |
TAC | ・Web講義フォロー ・オンラインホームルーム ・スマトレアプリ ・質問制度 |
ユーキャン | ・添削指導 |
合格率
合格率は、通信講座のクオリティを表しているといっても過言ではありません。学習の質が高いからこそ、高い合格率を勝ち取っていると考えられます。
中には、優秀な生徒のみに限定して調査しているところも。そのため、どのように調査した結果、公開している合格率が算出されたのかチェックする必要があります。
また、すべての宅建通信講座が合格率を公開しているわけではありません。本記事でおすすめしている宅建通信講座の合格率は以下の通りです。
おすすめ宅建通信講座 | 合格率 |
---|---|
フォーサイト | 82.0% |
アガルート | 43.7% |
TAC | 非公開 |
ユーキャン | 非公開 |
教材・講義のクオリティ
教材・講義のクオリティは、宅建士試験の合格率を左右します。専門的な知識だからこそ、初心者でもわかりやすいように「図解・イラストが適所に使用されているか」が重要です。
また、”eラーニング機能”の有無も重要なポイントです。
普段から忙しい方でも、隙間時間を活用して宅建士試験の勉強ができます。
移動中や休憩中など、ちょっとした時間にサクッと学習できる便利な機能です。まとまった時間を確保しにくい方は、eラーニング機能のある宅建通信講座を選びましょう。
会社の実績
会社の実績は、以下4つのポイントを比較するとわかります。
- 合格率
- 口コミ・評判
- 開業歴
- 教育訓練給付金の対象
合格率が高く、口コミ・評判のいい会社なら、安心して申し込めるでしょう。
より安心感を高めるのであれば、開業歴が長く、教育訓練給付金の対象となっている宅建通信講座を選ぶべきです。
宅建士試験は通学・独学・通信講座どれがおすすめ?
宅建士の資格をどの学習方法で取得しようか迷っている方は多いでしょう。ここからは、代表的な学習方法の特徴やメリット・デメリットを紹介します。
- 通学(予備校)
- 独学
- 通信講座
通学(予備校)
通学とは、予備校に通いながら学習する方法です。
3つの学習方法の中で、もっとも費用がかかりますが、学習のモチベーションが維持しやすく、効率よく勉強できるといったメリットがあります。
通学(予備校)のメリット・デメリット | |
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メリット |
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デメリット |
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独学
本記事では、独学はおすすめしません。専門用語や法律の知識が必要な宅建士試験を、独学で合格するのは非常に困難だといえます。
完全に自分のペースで学習できるところや、資格取得までの費用がもっとも安いところが最大のメリットでしょう。
独学のメリット・デメリット | |
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メリット |
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デメリット |
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通信講座
通信講座は、ある程度自分のペースで学習したい方におすすめです。「予備校に通うのは難しいけど、1人で勉強するのは不安」という方に最適でしょう。
また、費用面が予備校より安い傾向にあるところもポイントです。学習スケジュールを自分でたてなければならないところが、唯一のデメリットだと考えられます。
通信講座のメリット・デメリット | |
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メリット |
|
デメリット |
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宅建士試験の特徴│合格率・受験資格・申込方法を紹介
宅建士試験とは、”宅地建物取引士”の資格を取得するための試験です。毎年20万人前後の人が受験しています。
試験は50点満点のマークシート形式です。例年35点前後が合格ラインとなっています。
また、合格するまでの平均学習時間は200~300時間です。1日2時間ずつ勉強した場合、4~5か月程度の時間がかかります。
合格率
宅建士試験の合格率は、15~18%程度です。毎年、約3~4万人の人が合格しています。
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和3年 12月 | 24,965 | 3,892 | 15.6% |
令和3年 10月 | 209,749 | 37,579 | 17.9% |
令和2年 12月 | 35,261 | 4,610 | 13.1% |
令和2年 10月 | 168,989 | 29,728 | 17.6% |
令和元年 | 220,797 | 37,481 | 17.0% |
平成30年 | 213,993 | 33,360 | 15.6% |
平成29年 | 209,354 | 32,644 | 15.6% |
平成28年 | 198,463 | 30,589 | 15.4% |
平成27年 | 194,926 | 30,028 | 15.4% |
受験資格
宅建士試験に年齢・性別・学歴などの制約はありません。
受講料(8,200円)を支払えば、誰でも受験できます。
申込方法
宅建士試験の申込方法は、郵送とインターネットの2種類です。
各申込方法によって、申込手順が若干異なります。
郵送の申込手順 | インターネットの申込手順 |
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まとめ
ここまで、おすすめの宅建通信講座を中心に紹介しました。本記事では、実績のある人気宅建通信講座のみを厳選しています。
- 受講料
- サポート体制
- 合格率
- 教材・講義のクオリティ
- 会社の実績
宅建通信講座選びで迷ったら、上記5つのポイントを比較しましょう。
