
「社労士の通信講座はたくさんあって、どれが良いか分からない」このような悩みを抱えている方もいるでしょう。
難易度の高い国家資格である社労士ですが、自分に合った講座を選ぶことができれば、初学者の方でも合格を勝ち取ることは可能です。
今回は社労士試験におすすめの通信講座や、講座の選び方を詳しく解説します。
Contents
社労士試験対策におすすめの通信講座8選
まずは、社労士試験対策におすすめの通信講座を厳選して8社紹介します。
アガルート
- 難関資格を受けるならアガルートがおすすめ
- フルカラー&講師が研究を重ねた充実のテキスト
- 人気講師によるわかりやすい解説動画を配信
- 無料の質問制度・定期カウンセリングなどの手厚いフォロー体制
アガルートのテキストは、講師自らテキストを作成し講義と講義が一体になっているため分かりやすく無駄の少ない学習が進められます。
講義は自体もキストが同時に表示されるため、テキストをめくる必要がありません。そのため、通勤時間の電車内やテキストが手元にない時でも受講可能です。
合格率も27.3%なので、全国平均の6.4%と比較すると、アガルートの合格率の高さは一目瞭然です。
「単科講座」も用意しているので、時間的にも金銭的にもゆとりを持って試験合格を目指すことができます。

講座名 |
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受講費用(Web通信の場合) |
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出典:公式サイト
STUDYing
- レベルに合わせて3つのコースから選べる
- 無料体験で講座を試せる
- 50年分の出題実績を分析したカリキュラム
- 試験合格で10,000円の合格お祝い金をプレゼント
- 学習をサポートしてくれるアプリ
STUDYingの社労士講座は、レベルに合わせて3つのコースから選ぶことが可能です。まずは、無料体験で講座を実際に体験してみましょう。
50年分の出題実績を分析したカリキュラムや学習をサポートしてくれるアプリなど、効率よく合格を勝ち取れる学習法が用意されています。
短期合格者の勉強法を徹底的に研究し、誰でも短期間で合格できるよう制作された勉強法で学習を進めていくため、難関資格を短期間合格を目指します。
講座名 |
合格コース[2023+2024年合格目標] 総合コース[2023+2024年合格目標] フルコース[2023+2024年合格目標] |
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受講費用(Web通信の場合) |
合格コース[2023+2024年合格目標]:46,800円(税込) 総合コース[2023+2024年合格目標]:59,800円(税込) フルコース[2023+2024年合格目標]:74,800円(税込) |
出典:社会保険労務士(社労士)講座 – スマホで学べる通信講座で資格を取得 【スタディング】
フォーサイト
- 資料請求でサンプル教材が無料で貰える
- 不合格なら受講料を全額返金してくれる
- 記憶に残りやすいフルカラーテキスト
- オーダーメイド学習スケジュールが組みやすい
フォーサイトの受講生合格率22.4%と、高い実績を誇っています。全国平均合格率の3.72倍の圧倒的な合格実績が魅力です。
記憶に残りやすいフルカラーテキストで、資格勉強初心者でも挫折することなく勉強が続けられます。
リアルな講義とは異なり、動画は倍速再生・連続再生・巻き戻しなどが自由にできる点もメリットと言えるでしょう。

講座名 | 社会保険労務士通信講座 |
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受講費用(Web通信の場合) | 月々4,600円×18回 |
出典:公式サイト
たのまな
- Webテストで場所を選ばず復習できる
- サポート期間を無料でもう1年延長できる
- 質問回数は無制限
- 取得後は就職・転職サポートが受けられる
たのまなの社労士講座は、Webテストで場所を選ばず復習できるので、すき間時間を使って記憶を定着させることが可能です。
ビデオ講義は最大2倍速までできる倍速再生が可能なため、自分だけの最短学習環境を整えることもできます。
20年間の社労士試験問題を徹底的に分析し、頻出度が高い「やるべきところ」とあまり重要ではない「やるべきでないところ」をはっきりした勉強法で効率良く短期間で合格を目指します。
資格取得後はベテランカウンセラーの就職・転職サポートが受けられるので、内定を勝ち取ることができるでしょう。
講座名 | 社労士【安心合格】講座 |
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受講費用(Web通信の場合) | 200,600円(税込) |
資格のキャリカレ
- 万が一不合格でも受講料は全額返金
- 合格なら2講座目が無料
- 「最短最速合格法」で効率良く学べる時短学習を実現
- 20年分の過去問題集でしっかりとアウトプットできる
資格のキャリカレは、合格なら2講座目が無料、万が一不合格でも受講料は全額返金なので、お金が無駄になる心配がありません。
難関国家資格を自分のペースで最小知識で学習を進められるので、無理なく勉強を続けられる点は、資格勉強では嬉しいメリットです。
20年分の過去問題集でしっかりとアウトプットできるので、初学者の方でも安心して勉強を続けられるでしょう。

講座名 | 社会保険労務士合格指導講座【2023・2024年度対応版】 |
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受講費用(Web通信の場合) | 74,900円 |
出典:社会保険労務士・社労士資格講座|万が一なら全額返金|通信教育講座・資格のキャリカレ
LEC東京リーガルマインド
- お得な割引制度が豊富に用意されている
- 講義動画が無料体験できる
- 合格後は就職・転職サポートが受けられる
- 選べる講座の種類が豊富
LEC東京リーガルマインドでは、レベルに合わせて豊富な種類の講座が用意されています。受けたい授業を組み合わせて、利用することが可能です。
例えば、その他の通信講座では初心者向け講座が1種類しかないのに対して、LEC東京リーガルマインドでは複数の講座が用意されているので、自分のニーズによりぴったりな講座を見つけることができます。
講義動画が無料体験できるので、まずは実際に講座を受けてみることがおすすめです。
講座名 | 2023年合格目標 社労士合格コース |
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受講費用(Web通信の場合) | 2023年合格目標 社労士合格コース(通信・Web):225,000円(税込)~ |
ユーキャン
- 過去10年間で2192名が合格※
- 受講生の約78%が初学者※
- 指導サポートは期間を延長できる
- 分からないことはメールや郵送などで気軽に質問できる
ユーキャンの社労士講座は、過去10年間で2192名が合格するなど、高い実績を誇っています。分からないことは、メールや郵送などで気軽に質問できます。
万が一勉強が遅れてしまっても、指導サポートは期間を延長できるので、無理なく続けることができます。
社労士講座が自分に向いているのか「相性診断」でチェックができるので、社労士講座の申込みを検討している方は活用してみるのもおすすめです。

講座名 | 社会保険労務士(社労士)合格指導講座 |
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受講費用(Web通信の場合) | 79,000円(税込) |
出典:社会保険労務士(社労士)資格取得講座|通信教育講座なら生涯学習のユーキャン
資格の大原
- 2021年の社労士試験合格実績は528名※
- 合格したら受講料を全額返金してもらえる
- さまざまな割引制度が用意されている
- 選べる講座の種類が多い
資格の大原の社労士講座は選べる講座の種類が多いので、習熟度に合わせて自由に口座を選ぶことができます。2021年の社労士試験合格実績は528名です。
通信講座では珍しい「通学講座」と「通信講座」から自分の生活スタイルに合わせて好きな講座を選ぶことができます。
合格したら受講料を全額返金してもらえるので、モチベーションを維持し続けられるでしょう。
本試験経験者割引や50歳以上応援割引など、さまざまな割引制度が用意されているので、うまく活用してお得に学習を始めましょう。
講座名 |
受験対策社労士合格コースinアドバンス9 受験対策社労士合格コースinアドバンス16 受験対策社労士合格コース 受験対策必勝リスタート講座+社労士経験者合格コース 受験対策社労士経験者合格コース 受験対策社労士速修合格コース 受験対策時間の達人シリーズ(社労士24+直前対策) 受験対策単科講座 |
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受講費用(Web通信の場合) |
受験対策社労士合格コースinアドバンス9:215,000円(税込) 受験対策社労士合格コースinアドバンス16:235,000円(税込) 受験対策社労士合格コース:195,000円(税込) 受験対策必勝リスタート講座+社労士経験者合格コース:185,000円(税込) 受験対策社労士経験者合格コース:175,000円(税込) 受験対策社労士速修合格コース:165,000円(税込) 受験対策時間の達人シリーズ(社労士24+直前対策):128,000円(税込) 受験対策単科講座:20,000円〜(税込) |
出典:社会保険労務士 コース一覧 | 資格の大原 社会人講座
社労士試験の概要をチェック!
ここでは、社労士試験の試験科目や、合格率などの概要を解説します。ぜひ参考にしてみてください!
試験科目
社労士試験の試験科目は以下の表の通りです。
試験科目 | 選択式 計8科目(配点) | 択一式 計7科目(配点) |
---|---|---|
労働基準法及び労働安全衛生法 | 1問(5点) | 10問(10点) |
労働者災害補償保険法 (労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。) |
1問(5点) | 10問(10点) |
雇用保険法 (労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。) |
1問(5点) | 10問(10点) |
労務管理その他の労働に関する一般常識 | 1問(5点) | 10問(10点) |
社会保険に関する一般常識 | 1問(5点) | |
健康保険法 | 1問(5点) | 10問(10点) |
厚生年金保険法 | 1問(5点) | 10問(10点) |
国民年金法 | 1問(5点) | 10問(10点) |
合計 | 8問(40点) | 70問(70点) |

社労士試験の受験資格は?
- 大学・高等専門学校等の卒業
- 3年以上の実務経験
- 社労士以外の厚生労働大臣が認めた国家資格の取得
社労士試験の受験資格には以上の3つの条件があります。
「社労士以外の厚生労働大臣が認めた国家資格の取得」には、該当する国家資格は79種類ほどあり、中には情報技術者試験、中小企業判断士試験など、分野の異なる国家資格もあります。
【安いのはどれ?】社労士通信講座の費用を比較
社労士通信講座の費用を比較
数ある通信講座の中からコスパの良い講座を見つけるためには、それぞれをよく比較することが大切です。基礎講座の費用を表で紹介します。
講座名 | 一括払いの際の費用(税込) |
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たのまな | 200,600円 |
資格のキャリカレ | 74,900円 |
STUDYing | 59,800円(総合コースの場合) |
LEC東京リーガルマインド | 225,000円(Web動画コースの場合) |
ユーキャン | 79,000円 |
資格の大原 | 215,000円(社労士合格コースinアドバンス9の場合) |
上記の中でも、最も費用がリーズナブルな講座はSTUDYingです。できるだけ出費を抑えたい方におすすめします。
しかし、資格のキャリカレのように、合格したら2講座目が無料なケースや、資格のキャリカレのように不合格時の全額返金が受けられるケースもあります。

通学とのコスパ比較
社労士通信講座はコスパが良いのか、通学と比較したメリットを解説します。
通学よりコストを抑えて勉強できる
通信講座は、通学と比較して費用がリーズナブルであることがほとんどです。
なぜなら、通信講座の場合、運営会社はデジタルテキストのデータを提供するだけで、テナント料や人件費などの運用コストを抑えられるからです。
さらに受講者側にとっても、毎回スクールに通うまでの交通費や時間を節約することが可能です。スマホやPCさえあれば好きなタイミングで学習できます。
プロのサポートを得ながら費用を抑えられるので、コスパが良いと言えるでしょう。
通学と同様の良質なライブ授業が受けられる
通信講座は実際に対面で授業を受ける形式ではないものの、スクールとほとんど変わらない質の高い授業を受けることができます。
動画によるライブ授業であるため、自宅にいながら実際にスクールに参加しているような感覚を得ることが可能です。
モチベーションを維持できないとお金が無駄になる
通信講座は好きなタイミングで学習ができる分、モチベーションが維持できないと学習が進まなくなってしまうデメリットがあります。
勉強時間が不十分なまま試験で不合格になると、これまでかかった費用や時間が全て無駄になってしまうでしょう。
周りに受験生がいないと、今自分がどのくらいのレベルにいるのか分からなくなってしまうことがあるかもしれません。
そのような場合には、会員サイトの受講生のコミュニティや合格者インタビューなどを見て、モチベーションを高めることをおすすめします。
社労士講座の選び方
社労士講座の中から自分に合った講座を見つけるためには、以下の点をチェックすることがおすすめです。
- コスパ
- 教材の内容
- 学習サポートの内容
- 合格率
コスパが良いか
通信講座を受講する際にかかる費用は、どの講座を選ぶかによっても異なります。単に費用だけを見るのではなく、コスパが良いかをチェックすることが大切です。
例えばリーズナブルな講座であっても、必要な学習内容や不足していたり、サポートが不十分なケースでは、合格を勝ち取ることができません。

キャンペーンや割引制度の活用がおすすめ
講座によってはお得なキャンペーンや割引制度が用意されている場合もあるので、うまく活用することがおすすめです。
予算に合わないと感じていた講座も、割引が適用されることで、リーズナブルに受講できる可能性があります。選択肢を増やせるでしょう。
勉強しやすい教材か
教材の内容が分かりにくい場合や、ライフスタイルに合っていない場合には、学習をスムーズに進めることができません。
例えば記憶に残りやすいフルカラーテキストや、倍速で動画が視聴できるなど、初学者でも学習しやすい環境が整えられていれば安心できます。
限られた時間の中で効率よく学習を進めるためには、自分にとって分かりやすい教材かどうかをチェックしましょう。
資料請求や無料講座の体験がおすすめ
教材の内容をチェックする場合には、無料の資料請求や無料の講座体験を受講することがおすすめです。受講前に実際に講座で使われる講義内容を体験できます。
資料請求をすると、サンプルや割引クーポンなどの特典をもらえることもあるので、まずは実際に試してみましょう。
学習サポートの内容
通信講座は一人で学習を進める必要があるため、学習サポートが充実していなければ、高いモチベーションを保ったまま勉強することが難しいです。
学習サポートが充実していれば学習を継続しやすくなり、学習期間が長い資格でも無理なく続けられます。
困ったことがあれば、すぐに講師に相談できる環境が整えられていれば安心です。質問回数の上限などがあるかも見ておきましょう。
合格率
その講座を実際に受講した方が、どのくらいの人数合格しているかをチェックすることも大切です。合格実績が高ければ、信頼できる講座であると言えます。
公式サイトで、数年間の合格率や合格者数などをよく比較しましょう。

正しいデータを比較しよう
合格率は各社で算出方法も異なっており、算出方法が不明なケースもあるので注意が必要です。
合格率以外にも、実際に合格した方の合格体験記などを見れば、その講座のメリットや強みを知る上で参考になります。
社労士試験は通信講座と独学どちらがおすすめ?
社労士の試験は合格率が6%前後と非常に難易度の高い試験です。過去の合格者も多くの方が通信講座や予備校を利用しています。
当然ですが、市販の参考書も十分合格を目指せるように作られていますし、費用が安く抑えられるというメリットもあります。
また社労士の取得を考えている方は、既に社会人として本業の仕事をしている人が多く、資格勉強にかけられる時間も限られているため効率よく勉強を進める必要があります。
そのため、最短合格へのノウハウ、スキマ時間を活用するための工夫の凝らされた学習ツールを提供している通信講座を利用することをおすすめします。
よくある質問
まとめ
今回は社労士試験におすすめの通信講座や、講座の選び方を詳しく解説しました。通信講座なら、リーズナブルな価格で質の高い授業を受けることができます。
毎回スクールに通うまでの交通費や時間を節約することができるので、仕事が忙しい方でも効率的に学習を進めることができるでしょう。
