
プロミスは最短即日借入できるカードローンが人気の消費者金融です。まとまったお金がすぐに欲しい人は、利用する価値があるでしょう。
ところが、プロミスの利用には審査があります。審査に通過しないとカードローン契約を結ぶことができません。
本記事ではプロミスの審査について、審査基準や審査時間、審査落ちの理由などを解説していきます。プロミスでカードローン申し込みを検討している方々は、ぜひ参考にしてください。
Contents
プロミスの審査は甘い?審査基準について
プロミスの審査基準
プロミスが定めているカードローンの申し込み条件は、以下の2つです。
fa-check-square-o本人に安定収入がある
この条件を満たしているなら、だれでも申し込み可能です。アルバイト・パートで安定収入がある場合は、主婦や学生でも申し込み条件を満たします。
あくまで申し込み条件は審査を受けるための最低条件なので、注意しましょう。審査に通過するための年収・勤続年数などの具体的な基準は非公表です。

プロミスの審査成約率
審査成約率とは、申込者に対する契約者の割合のことを指し、審査に申し込みやすいかを判断する材料の1つになります。プロミスを含めた大手消費者金融の審査成約率を、以下にまとめました。
2021年12月 | 2022年1月 | 2022年2月 | |
---|---|---|---|
プロミス | 39.8% | 37.7% | 38.6% |
アコム | 41.9% | 40.3% | 42.2% |
アイフル | 30.2% | 29.4% | 32.5% |
レイクALSA | 36.8% | データなし | データなし |
※プロミスはSMBCモビットとの合算。レイクALSAは3ヶ月分(2021年10〜12月)のデータ。
プロミスの審査成約率は約40%となっています。審査に通るのはおおよそ5人に2人で半分以下です。だれでも通るような甘い審査ではないことがわかります。

プロミスの審査時間
プロミスの審査時間について解説します。審査対応時間も紹介するので、即日借入を検討している人は、参考にしてください。
審査時間は最短30分
審査時間は最短30分です。もちろん最短の審査時間なだけで、だれでも30分で終わるわけではありません。借入希望額が極端に多い場合や申込者の情報が疑わしいと、審査は長引く傾向です。
すぐにお金を借りたい方々は、即日融資OKのプロミス利用を検討しているかもしれません。ただし即日融資を受けるなら、遅くとも審査終了の1〜2時間前には申し込み完了していることが望ましいです。

審査は土日も対応
プロミスの審査は土日・祝日にも対応しています。土日・祝日であろうと最短30分審査、審査対応時間も変わらず9:00〜21:00です。
勤務先への在籍確認を電話で行う場合、土日・祝日が会社の休業日なら電話の在籍確認できないので注意しましょう。在籍確認が終わるまで審査が完了しないので、審査が長引きます。

プロミスの審査で在籍確認(電話確認)はある?
カードローンを含めたローン審査においては、在籍確認は必須です。原則、勤務先への電話で在籍確認を行いますが、希望すれば書類提出に切り替えられるケースもあります。
在籍確認を書類提出に変更して欲しい場合は、申し込み後すぐにプロミスのコールセンターへ連絡してください。在籍確認のための書類として認められるものは、以下の通りです。
fa-check-square-o健康保険証
fa-check-square-o雇用契約書
fa-check-square-o給与明細書
fa-check-square-o源泉徴収票
なお、提出する書類は全て最新のものである必要があります。
ちなみにプロミスの在籍確認電話は、担当者の個人名で対応してくれます。電話がかかってきても、それだけで同僚にバレる恐れはありません。
しかし在籍確認電話は不安という人は多いので、書類提出で済ませられるのはメリットでしょう。
プロミスの審査に落ちる理由とは?
ここからは、プロミスの審査に落ちやすいと想定されるおもな理由を以下5つ紹介していきます。
- 収入が安定していない
- 過去に金融事故がある
- 他社借入額が年収の3分の1を超えている
- 在籍確認ができない
- 多重申し込みをしている
1.収入が安定していない
安定収入があることは、カードローン契約の必須条件です。無職の人はもちろんですが、短期アルバイトや個人事業主など収入の安定性が疑わしいケースも契約しにくいでしょう。

2.過去に金融事故がある
プロミスに限らずカードローン業者は貸し倒れを避けたいため、申込者の返済能力を重視しています。過去に支払い延滞歴があると、返済能力を疑問視され審査が不利になるでしょう。

支払いの延滞は信用情報機関に記録が残るため、カードローン業者に隠し通すことはできません。1回だけの延滞なら許容されるかもしれませんが、複数回の延滞があると信頼性がなくなるでしょう。
3.他社借入額が年収の3分の1を超えている
消費者金融は貸金業法が適用されており、各消費者金融は貸金業法の範囲内で融資を行なっています。その貸金業法では、過剰貸付を防止するために総量規制と呼ばれる規制が存在しています。
利用者側に立つと、借入できるのが年収の3分の1までということです。年収300万円なら90万円まで、年収500万円なら150万円までとなります。
この総量規制は、1社だけではなく借入の合計額に基づきます。他社で既に年収の3分の1を借入している場合は、プロミスで借りられる枠がありません。

4.在籍確認ができない
人によっては、在籍確認が滞るケースもあります。勤務先への在籍確認ができないと収入に関する裏付けを取れません。当然、支払い能力にも疑問を持たれるので、審査通過が厳しくなるでしょう。
勤務先の営業時間が夜〜翌朝までなど一般的ではない場合、事前に伝えておくことで在籍確認がスムーズになります。

5.多重申し込みをしている
複数業者に同時に申し込むと、審査落ちの可能性が高まります。複数業者に同時に申し込むと、カードローン業者はお金に困っている申込者と推測するでしょう。
お金に困っている申込者なら、貸し倒れのリスクも高まります。カードローン業者側は融資を渋る傾向にあるでしょう。申し込む際は、必ず1社ずつ申し込むようにしてください。
他社で審査落ちしてから、すぐにプロミスに申し込むのも印象がよくありません。一定期間を空けてから申し込んだ方が、審査もプラスに影響するでしょう。

プロミスの審査の流れ
最後に、実際にプロミスでカードローン審査を受ける流れを紹介します。これから申し込みをする人は、以下の手順に沿って手続きを進めましょう。
- 事前診断
- 申し込み
- 仮審査
- 本審査
- 審査完了
1.事前診断
まずは、プロミス公式サイトから事前診断をしてみましょう。事前診断は必須ではないですが、10秒程度で診断結果がわかるので借入できるかの目安をすぐに判断できます。
公式サイト内の「借入シミュレーション」にて、わずか3項目の入力で診断してくれます。
fa-check-square-o税込年収
fa-check-square-o他社借入金額
シミュレーションなので診断結果をそのまま鵜呑みにはできませんが、時間を取らないので利用してみましょう。

2.申し込み
実際に申し込み手続きをしていきます。プロミスの申し込み方法は、以下の4つがあります。
fa-check-square-o来店
fa-check-square-o電話
fa-check-square-o郵送
この中でも、最も便利なのがWeb・アプリによる申し込みです。インターネット環境さえあれば、24時間どこからでも申し込みできます。
申し込みにおいては、個人情報や勤務先情報を入力していきます。入力に間違いがあると、審査落ちのリスクもあるので注意してください。

3.仮審査
申し込み情報を入力すると、プロミス側での仮審査(事前審査)が行われます。
先述の通り審査基準・内容は非公表ですが、仮審査では年収や信用情報などを、スコアリングによる点数化で審査されていると推測されます。
4.本審査
仮審査に通過すると本審査に移ります。本審査では、本人確認書類提出や在籍確認などが行われます。仮審査の内容が正しいかをチェックするのがおもな目的といえるでしょう。
在籍確認は先述した通り、書類提出への切り替えも可能です。本人確認書類については、以下の書類が認められています。
fa-check-square-oパスポート
fa-check-square-o健康保険証
fa-check-square-oマイナンバーカード
fa-check-square-o在留カード・特別永住者証明書
なお、入力した現住所が書類の住所と異なる場合は、住民票などの現住所がわかる書類も併せて必要です。

5.審査完了
審査が完了して無事に通過したら、契約手続きを経て借入が可能になります。急いで借りたい場合は、インターネット振込が便利です。指定口座に最短10秒で振込をしてくれます。
振り込まれる金融機関の対応次第では、着金(口座反映)まで時間がかかるケースもあります。事前に使用する金融機関の振込実施時間をチェックしておくとよいでしょう。

また、システムメンテナンスには注意してください。振込実施時間内であっても、メンテナンスが終わるまでは振込が完了しません。
プロミスの審査に通ったあとキャンセルは可能?
プロミスでは申し込み段階はもちろん、審査に通った後でも契約をキャンセルできます。申し込んだ後に不要だと感じれば、いつでも契約キャンセルできるので便利です。
契約後はキャンセルではなく解約扱いとなります。解約に関しても手数料は不要です。
ただし借入を開始している場合は、完済後でないと解約できません。さらに、解約後にプロミスを再度利用したい場合は、再び審査に通過する必要があります。

審査前に知っておきたい!プロミス4つの特徴
- 上限金利が他の大手消費者金融より低い
- 初回利用翌日から30日間利息無料
- 申し込みから借入・返済までアプリで完結
- 18歳から借入できる
特徴①上限金利が同業大手より低い
プロミスのカードローン金利は、実質年率4.5〜17.8%に定められています。注目すべきは上限金利で、同業大手5社※の中では最も低い金利です。
プロミス | 17.8% |
---|---|
アコム | 18.0% |
SMBCモビット | 18.0% |
アイフル | 18.0% |
レイクALSA | 18.0% |
借入実績の浅い人や借入金額が少ない時ほど、利率が上限に近づく仕組みです。初回利用や少額借入希望の場合は、上限金利が低いことは大きなメリットといえます。

特徴②初回利用翌日から30日間は無利息
カードローンは、初回利用の翌日から30日間無利息の特典がついています。30日以内に完済すれば利息0円のため、低金利といわれる銀行系カードローンよりもお得です。
同業他社も無利息期間はついていますが、他社の場合は契約翌日から無利息期間がスタートします。契約だけして借入しない場合は、特典を使うことなく無利息期間が失効してしまうでしょう。

特徴③申し込みから借入・返済までアプリで完結
カードローンは申し込みから借入・返済までアプリで完結します。スマホ1台あれば、いつでもどこでも手続きできる利便性が特徴です。
振り込みはもちろんですが、ATMもスマホで操作可能。カードなしで借入できます。契約にあたっての郵送物もないので、家族にバレる心配がないのも安心です。

特徴④18歳から借入できる
2022年4月からは、成人年齢引き下げに伴い18歳から借入が可能となりました。実際に18歳から借入できるカードローンはまだ少ないです。18歳〜19歳の方々にとっては、数少ない選択肢の1つとなります。
なお20歳未満の契約には、借入金額に関わらず収入証明書の提出が必須です。
まとめ
今回は、プロミスの審査について解説してきました。審査基準こそ公表されていませんが、プロミスのカードローン審査は甘いとはいえません。
とくに安定収入がなかったり、過去に金融事故があったり、他社借入額が多かったりすると、審査落ちの確率が高まります。
