電力会社 乗り換え
監修者
監修者江田 健二RAUL株式会社/代表取締役

「環境・エネルギーに関する情報を客観的にわかりやすく広くつたえること」「デジタルテクノロジーと環境・エネルギーを融合させた新たなビジネスを創造すること」を目的に執筆/講演活動などを実施。富山県砺波市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。東京大学 Executive Management Program(EMP)修了。大学卒業後、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア株式会社)に入社。エネルギー/化学産業本部に所属し、電力会社・大手化学メーカ等のプロジェクトに参画。その後、RAUL株式会社を設立。 主に環境・エネルギー分野のビジネス推進や企業の社会貢献活動支援を実施。一般社団法人エネルギー情報センター理事。一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会理事。環境省 地域再省蓄エネサービスイノベーション委員会委員(2019年)等

電力自由化が始まり、大手電力から自由に電力会社の乗り換えが可能になりました。電力会社を乗り換えることで、月々の電気料金を安くできるケースもあります。

ところが、これから乗り換えを検討している家庭にとっては「どこの電力会社を選べば良いのか」「デメリットはないのか」など、疑問点は多いでしょう。

そこで本記事では、電力会社おすすめランキングの中から乗り換えにおすすめの電力会社5選を紹介。乗り換えるメリット・デメリットや乗り換えの手順も解説します。

電力会社乗り換えを検討している方々は、ぜひ参考にしてください。

注意したいトラブルについても解説していますよ。

電力会社を乗り換える4つのメリット

ここからは、電力会社を乗り換えるメリットを紹介していきます。

乗り換えのメリット
  • 電気代が安くなる可能性がある
  • お得なキャンペーンがある
  • 独自の特典を受けられる
  • 環境に配慮できる

電気代が安くなる可能性がある

電気料金比較グラフ(東京電力・東京ガス)

▲東京電力(大手)と東京ガス(新電力)月額電気料金の比較

電力会社を乗り換える最大のメリットは、電気料金を安くできる可能性があることです。例えば、新電力では、大手電力会社よりも基本料金 / 従量料金を安くしているところがあります。

安さの要因は電力会社・プランによってさまざま
  • 基本料金0円
    →ONEでんき
  • 毎月100円割引
    →CDエナジーダイレクト(シングルでんき)
  • ガスセット割
    →東京電力、CDエナジーダイレクト など…

さらに上記のような消費者の利用環境に合わせたプランも豊富に提供。しっかりと比較検討することで、多くの選択肢からベストなプランを選択できるでしょう。

ガスセット割のメリットについては、次の記事で詳細に解説しています。

お得なキャンペーンがある

電力会社乗り換えで、キャンペーン特典を受け取れる電力会社も数多いです。特典は電力会社によって異なりますが、活用することでお得に契約できるでしょう。

 主な特典としては、電気料金の割引や商品プレゼントがあります。

キャンペーン主体で電力会社を選ぶことはおすすめしませんが、乗り換え時にはチェックしたい項目の1つです。

各社の公式サイトをチェックすれば、現在開催中のキャンペーン情報を確認できますよ。

独自の特典を受けられる

グッド

電力会社によっては、独自特典を用意しています。主な特典としては以下が挙げられます。

電力会社の主な独自特典
  • ポイント還元
  • 他サービスとのセット割
  • 駆けつけサービス

ポイント還元なら実質的な割引とも捉えられますし、セット割なら他サービスとの合算金額で安くすることが可能です。駆けつけサービスは、電気のトラブル時に無料または格安で作業員が出張してくれます。

特典の利用価値が高ければ、料金面以外でも恩恵を受けられますね。

環境に配慮できる

環境に配慮した電気を選べる

電力会社によっては、再生可能エネルギーを使っているプランも選べます。再生可能エネルギーは太陽光や風力をエネルギー源としており、室効果ガス(CO2など)の排出がないのが特徴です。

 日頃から使う電力は石炭や石油が主原料の火力発電がメインであり、資源枯渇も不安視されています。

再生可能エネルギーを利用した電力プランを選べば、地球環境への貢献ができるでしょう。

資源枯渇の心配もないので、今後も持続的な電力使用にも繋がりますよ。

電力会社を乗り換えるデメリット4つ

電力会社乗り換えは、メリットだけではありません。主なデメリットを解説していきます。

乗り換えのデメリット
  • プラン次第では電気代が高くなる
  • 解約で違約金が発生するケースがある
  • 市場連動型プランで料金が高騰
  • 経営難による倒産

プラン次第では電気代が高くなる

電球とお金

電力会社を乗り換えたら、電気料金が必ず安くなるわけではありません。利用環境に合わないプランを選んでしまうと、現在よりも電気代が高くなることもあります。

例えば、昼に電力を多く使う家庭がオール電化プランを選ぶ場合などが挙げられますね。

現在の電力使用量や契約内容を把握して、ライフスタイルに合ったプランを選びましょう。適切なプランがわからない場合は、現在と同じ内容で料金だけが下がるプランがおすすめです。

現在の契約が大手電力の従来プランなら、同内容で料金だけ下がるケースは多いですよ。

解約で違約金が発生するケースがある

application form

電力会社によっては、解約時に手数料として違約金を設定していることがあります。違約金がかかると、契約満了までは解約しにくくなってしまうでしょう。

 大手電力会社の従来プランからの乗り換えであれば、違約金はありません。

もし現在の契約で違約金がある場合は、違約金がなくなる時期もチェックしてください。契約満了が迫っているなら、電力会社の乗り換え時期を調整した方が損をしません。

新しく契約する電力会社も違約金なしのところがおすすめですよ。

市場連動型プランで料金が高騰

右肩上がり

プランを選ぶ際、市場連動型と呼ばれるプランには注意しましょう。市場連動型プランは、日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動して従量料金が決定されます。

 固定料金ではなく、株価や為替のように日ごとに変動しているのが特徴です。

市場価格が下がれば従量料金は下がりますが、市場価格が上がると料金も上がります。昨今では、世界情勢や原料需要の高まりなどにより市場価格も不安定になりがちです。

急に市場価格が高騰して、電気料金も高騰というケースもありました。

普段通りに電力を使用していても、市場価格次第では通常の何倍もの電気料金を請求される可能性もあります。こういったトラブルを避けるためにも、市場連動型プランは選ばないようにしましょう。

記事内で紹介する電力会社は全て市場連動型ではないので安心してくださいね。

経営難による倒産

パソコンで作業している女性

電力会社は、経営状況次第では倒産する可能性があります。倒産してもすぐに電気供給はストップしないですが、新たに電力会社と契約しなくてはいけません。

再び各社のプランを比較して、電力会社を探すのは手間になるでしょう。

できることなら、倒産リスクの少ない電力会社を選びたいところです。プランの安さだけでなく、企業としての安定性も含めて電力会社を選ぶと良いでしょう。

一般的には、中小企業より大企業の方が財政的には安定してそうですね。

電力会社の乗り換え方法

電力会社の乗り換え方法

最後に、電力会社を乗り換える手順について説明します。乗り換え手順は上記の4ステップです。

1.乗り換える電力会社を決める

電球と空

まずは、乗り換える電力会社を決定します。現在の電力利用状況を確認して、ニーズに合う電力会社を選ぶようにしてください。

 メリットで述べたように、料金の安さや特典、環境への配慮などを比較すると選びやすいと言えます。

各社の公式サイトで電気料金のシミュレーションができるので、必要に応じて利用しましょう。

シミュレーションでは、現在契約中のプランよりも安くなるかを確認できますよ。

2.新たに契約する電力会社に申し込む

書類にサインしている

電力会社を決めたら、乗り換え先の公式サイトから申し込み手続きを行いましょう。特に難しいことはなく、案内に沿って手続きを進めていくだけです。

検針票が必要になるので、事前に準備しておきましょう。

3.スマートメーターを設置する

スマートメーター

電力会社への申し込みが済んだら、必要に応じてスマートメーターを設置します。既にスマートメーターを設置している家庭であれば、このステップは不要です。

 スマートメーターは、デジタル計測の電力量測定器。新電力に乗り換える際は、スマートメーター設置が必須となります。

スマートメーター設置により、以下のメリットが見込めるでしょう。

スマートメーター設置の主なメリット
  • 訪問検針がなくなる
  • 電力使用量を30分ごとに把握できる
  • アンペア数の変更が簡単になる

特に30分ごとに電力使用量が把握できることは、プラン選びや節電にも役立ちます。

無駄な電力を使っていないか、わかりやすくなりますね。

4.新しい電力会社での利用開始

電球

電力会社の切り替え手続きは電力会社が実施してくれるので、利用者が何かする必要はありません。解約手続きも不要なので、新しい電力会社に切り替わるのを待ちましょう。

電力会社乗り換え時は解約手続き不要ですが、引越しを伴う解約は連絡が必要ですよ。

電力会社乗り換えで気をつけたいトラブル

チェックリスト

電力会社の乗り換えを検討している人は、乗り換えにメリットを感じているのは言うまでもありません。

しかし、乗り換える会社を探す際にいくつか気を付けてほしいポイントがあります。

ここでは、電力会社の乗り換え時や解約などでよくおきるトラブルを紹介していきます。

“違約金あり”の電力会社を解約することになったとき

電力会社やプランの中には、解約時に違約金・解約金が発生する場合もあります。

期間に関係な、違約金・解約金が発生するケースのほかに、1年以内など最低利用期間内での解約時に発生するケースなど条件も様々です。

 解約金の金額も会社によって異なりますが、中には数千円~1万円を超えるところも。

その他に、「2年契約のみ電気料金割引が適用条件」としている電力会社もあります。

海外に行くことが多い人や転勤などで引っ越しを短期間ですることが予想される人は、契約内容の確認をしっかりとしておきましょう。

電気料金はお得だけど、解約金を入れるとあまりお得にならなかったという可能性もありますね。

引っ越し時の解約は違約金なしの場合も

引っ越しを理由とした場合は、違約金が発生しない場合があります。

・解約理由が「引っ越し」なら無条件で違約金なしの場合
・引っ越し先が電力供給エリア外の場合

電力を気軽に乗り換えるためには、違約金の発生条件は重要なポイントです。

違約金ありの電力会社を選ぶ際は、約款(やっかん)をよく読んで、違約金発生の条件を確かめておきましょう。

自分の電気の使い方と合っていなかったとき

コストがかさむ

家族構成によって異なる、自身の電気使用量に最適なプランを選ばなければ、キャンペーンやセット割などを差し引いてもお得にするのは困難です。

・ファミリー世帯
→基本料金と2〜3段階目の従量料金の安さを重視
・一人暮らし
→1段階目の従量料金の安さを重視

まずは、段階ごとの従量料金のバランスを確認してみましょう。

料金支払いを滞納してしまったとき

電気料金の支払いを滞納した際には、14.5%ほどの「滞納利息」を付けた上で電気料金を支払う必要があります。

 中には携帯電話やインターネット回線とセット割引で契約している場合には、セット割引契約自体を解約されてしまうことも。

電力会社の中では、加入条件に「インターネット回線料金・携帯料金の滞納者は加入できない」と明記しているところもあります。

セット割引で契約をしている人は、電気だけでなくそれ以外のインフラやサービスが使えなくなることもあるので、払い忘れに注意しましょう。

もし経済上の理由で支払いが難しい場合には、分かった時点で電力会社への相談をおすすめします。

災害・機器トラブルなどによる停電

電話での問い合わせ

電力会社を乗り換えても、電気の質は同じなので停電のしやすさや、復旧スピードは大手と変わりません。しかし、自然災害などが原因の停電のリスクは地域に関係なく存在します。

・自然災害など供給エリア一帯を巻き込む停電
→供給エリアの大手電力会社に連絡
・機器トラブル、料金未納など個人の送電停止/停電
→契約中の新電力会社に連絡
トラブル事由ごとに、いずれかの電力会社へ連絡すれば問題ありません。

トラブルが起きた時にどこに問い合わせればいいか知っておくとスムーズに対処できますね。

訪問販売・電話勧誘

電力自由化に伴い、今まで電力事業を手掛けてこなかった企業も相次いで参入したため、企業数も数多く存在します。

 そのため、全ての企業を消費者側が把握することは現実不可能でしょう。

そのため、「今契約すれば電気代がグンと安くなる」「太陽光パネルで発電すれば絶対に電気代が安くなる」といったうたい文句で契約を迫る「便乗商法」の相談も増えています。

何度も乗り換えできるとはいえ、契約は大切なものであり、生活に直結に関わるので、勧められたときはすぐに契約をせずに、一旦考慮・検討する時間を設けましょう。

提示された情報が本当にお得になるのかを調べてからでも遅くありません。

もし納得いかないのに契約した場合

困った女性

もし、普段の使い方と合わない・納得がいかないまま契約をしてしまった場合は「クーリングオフ制度」の利用もできます。

 クーリングオフ制度が適用できるのは、「契約日を含めて8日間以内」です。

突然訪問販売をされて、冷静な判断ができないまま契約してしまった」とこが認められれば適用されます。

ただし、以下に当てはまる場合にはクーリングオフ制度が適用されない可能性もあるので注意しましょう。

  • 店頭での契約
  • 電力会社の公式サイトで契約した
  • 電力会社比較サイトなどネットを通じて契約した

クーリングオフ制度が利用できるのは、「予測不能・いきなりの勧誘」にあってしまった消費者の保護制度です。

すぐの契約を迫る業者に対しては注意しましょう。

電力自由化詐欺被害

悩む男性

電力会社を騙った詐欺も、電力会社乗り換えではよくあるトラブルです。

  • 「電力自由化にともない、メーター・ブレーカーの交換が必須になった」
  • 「新しい機器の取り付け費用が発生します」

というセールスマンには電力自由化詐欺の可能性が非常に高いです。

電力自由化になったからといって、ブレーカーやメーターの交換は必ず交換が必要ではありません

 「スマートメーター」という新しい検針機器を従来の機器と交換になった場合でも基本的に費用は発生しません。

スマートメーターの設置費用が発生するのは、外壁工事が必要な状況にあるといった、設置場所に問題がある場合と限られています。

もし費用面に関して不安・疑問に感じた場合は、相談窓口・消費者ホットライン「188」で相談を受けると安全ですよ。

電力会社の乗り換えで変わること

電気料金

お金の入ったボトル

メリットでも紹介しましたが、電力会社の乗り換えで変わることといえば、電気料金が安くできることでしょう。

 もちろん、電気料金プランや種類・使用量によって安くなる金額は様々ですが、多くは電気料金が乗り換え前よりも安くなる傾向にあります。

一般的な電気料金プランは「従量電灯タイプ」と呼ばれるもので、多くの電力会社もこのタイプのプランと比較したプランを提示していることが多いです。

その他に、「オール電化向けプラン」「定額プラン」「ガス・電気のセットプラン」などもあります。

現在契約しているプランと使用量などから比較することで、お得になる会社を探すことができますよ。

なぜ電気料金が安くなるのか

電力会社を乗り換えただけで、毎月の電気代が安くなることに疑問を感じる人も多いのではないでしょうか。

新電力会社が大手電力会社と比較して料金を安くできる理由は以下となっています。

発電・送電などの設備維持管理費が必要な大手よりも、小規模な会社であることが多い

新電力会社は大手の電力会社と違って、発電や送電設備を持っていません。あくまで、電気を売るだけの事業形態であるところが多いです。

 大手の電力会社は、これコストも電気料金に合わせて換算しますが、新電力会社はその分のコストが必要ないので安くすることが可能です。

さらに新電力会社の方が大手の電力会社よりも小規模な組織であることが多いので、効率的で小回りの利く経営をすることもできています。

電気料金を少しでも安くするためのコツや工夫をしやすいところもありますよ。

電気料金の支払い方法

クレジットカードでの支払い

従来の大手電力会社では、振込用紙(請求書)でのお支払いをしていた人も多いかと思います。

 電力会社によって「クレジットカード払い」「口座振替」など、支払い方法の種類は異なります。

振込方法は、各電力会社のホームページに記載されているので、事前に確認しておきましょう。

毎月のことなので、払いやすい方法が選べることも重要なポイントですね。

電力会社の乗り換えで変わらないこと

電気の質

新電力の仕組み

電力会社を乗り換えることで気になるのは、電気の質ではないでしょうか。しかし、電力会社を乗り換えたからといって電気の質が変わることはありません

 電気料金が安くなったとしても、今までの通りの使い方をしても問題ないということです。

そのため、大手から新電力会社に乗り換えたからせいで、停電になりやすい・出力が不安定になる・明るさが変わるという心配もありません。

仮に新電力会社が事業撤退・倒産をしても、大手電力会社がカバーするので、電気がすぐに止まることもないです。

発電・送電・配電などの環境

たくさんの電球

例えば大手電力会社から新電力会社に乗り換えた場合でも、発電や送電・配電といった基本的なインフラ設備は、今まで通りの変わりません。

 さらに電線も同じものを使って電気が送られてくるので、電気の供給も今まで通りです。

ユーザー側からすれば、あくまで電気料金と料金の支払い先が変わるくらいでしょう。

電気の使い方などを変える必要がないのが乗り換えのメリットではないでしょうか。

電力会社を乗り換えできないケースとは?

結論から言うと、電力会社への乗り換えは賃貸か分譲かに関わらず原則は契約できます。ただし、一部のケースでは乗り換えできません。

乗り換えできないケースがどのような場合か把握しておきましょう。

乗り換えできないケース

NOに赤丸

電力会社乗り換えができないケースは、大きく分けて以下の2パターンです。

電力会社の乗り換えができない2つのケース
  • 大家さんが電気代をまとめて支払い
  • 高圧一括受電で契約

大家さんがまとめて電気代を支払っているケースは、電力会社の契約は大家さんが行っているので切り替えできません。

高圧一括受電は、建物1棟ごとに電力会社と契約していることです。1棟ごとで契約しているので、1世帯ごとの契約よりも電気料金が安いケースが多いです。

どちらのパターンでも、大家さんや管理会社に電力会社切り替えの相談はできます。ただし、実際に切り替わるケースは薄いと言えるでしょう。

仮に切り替わっても、電気料金が安くなるとは限りませんよ。

乗り換える電力会社・料金プランの選び方

供給エリアの確認

電力供給エリア

まずは、自分の住んでいる・これから住む地域に電力供給をしているかをチェックしましょう。

 全国展開している電力会社もありますが、地域が限定されているところも多いので注意が必要です。

当然のことですが、供給エリアに該当していなければその会社の電気は使えません。

電気料金の安さだけで判断しないように最初にチェックすることをおすすめします。

セット割引・ポイント制度の有無で比較

契約を検討している会社が、ガスセット割引・インターネット回線割引と、セット割引で電力プランを提供している場合もあります。

その他、ポイントやクーポンの付与が特徴のプランもあるので、自分にあったプランを比較するようにしましょう。

電気代のみを安くすることに特化させるのか、セット割引で全体的なお得を得るのか、ポイントやクーポンをもらう方がいいのかといった判断は家計によって様々。

契約条件はプランや会社・契約年数などによっても異なるので、条件の確認は必須ですよ。

生活スタイルに合わせたプラン・会社があるか

コンセント

料金プランをする際には、以下のことについて総合的に判断しましょう。

  • 基本料金
  • 従量料金
  • 世帯人数
  • 電気を使う時間帯

基本料金は発生するところもあれば、発生しないところもあります。

 また一般的に新電力は大手の電力会社と比較して単価が安い傾向です。そのため、使用量が多い世帯ほどお得になるプランが多いです。

そのため、世帯人数が多い家庭や1日を通して電気を使う場合には、単価の安いプランや単価が変わらないプランをおすすめします。

目安として、毎月の電気使用量が「300kWhを超えるかどうか」で判断してみるのがいいでしょう。

多くの電力会社のホームページでは、「シミュレーション」を用意しているので活用してみるのもいいですよ!

環境やエコを考える

風力発電

最後は自分の価値観で比較することです。電力会社の中には、地域の活性化や環境問題への取り組みに尽力しているところもあります。

 風力発電・地熱発電・水力発電といったエネルギー供給に力を入れている会社や、エネルギーの地産地消への取り組みを行っている会社も存在します。

複数の会社を比較してみて、料金やサービス内容が同じだった場合に、最後に環境や将来に関しての取り組み方で選んでみるというのも1つの手ではないでしょうか。

自分たちの生活になくてはならないものだからこそ、環境や将来に関しても自分なりに考えていく必要がありますね。

乗り換えにおすすめの電力会社5選

さっそく、乗り換えにおすすめの電力会社を5選紹介していきます。

東京ガス

東京ガス

おすすめポイント
  • 電力量料金が全段階で東京電力の従来プランよりお得
  • 基本料金が3ヶ月間無料
  • ガスとのセット契約で電気代0.5%割引
  • 新電力販売量No.1の安心感

東京ガスは、新電力販売量No.1の実績がある電力会社。契約件数は300万件を突破しており、多くの家庭から選ばれていることがわかります。

 新規契約で基本料金が3ヶ月間無料。契約アンペア数にもよりますが、数千円分はお得になります。
東京電力・東京ガス料金比較

電力量料金はどの段階でも東京電力より安いのが特徴。単身者からファミリーまで、様々な家庭に向いているといえます。

ガスとセット割で、電気代0.5%の割引もありますよ。
基本情報
基本料金(税込) 858円(東京電力エリア・30A)
電力量料金(税込) 【第1段階:〜120kWh】
19.78円
【第2段階:120kWh超〜300kWh】
25.29円
【第3段階:300kWh超】
27.36円
対応エリア 東京電力エリア
解約金 なし
セット割 ◯(電気料金0.5%割引)

東京ガスの電気についてもっと知りたい方は、こちらの東京ガス(でんき)のメリット・デメリットについてまとめた記事も参考にしてくださいね。

参照:東京ガス公式サイト
※ 資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」における新電力での低圧電力需要実績値(2020年12月時点)

CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクト ロゴ

おすすめポイント
  • 基本料金・電力量料金とも東京電力より安い
  • 特典つきのプランも選べる
  • ガスとセット契約ができる
  • 省エネに役立つサービスを提供

CDエナジーダイレクトは、料金の安さが特徴の新電力。標準的なプランは、東京電力の従来プランと同内容で確実に安くでなります。その他のプランも豊富で、全9種類からプランを選ぶことができます。

 Amazonプライム会員特典つきプランなど、生活が豊かになる特典つきプランも用意されています。

東京電力・CDエナジーダイレクト料金比較

省エネに役立つ「カテエネ」というサービスを利用可能。料金・使用量の見える化により、似た家族との平均値とも比較できるので、省エネ意識を高められるのもメリットです。

ガスとのセット契約もできるので、まとめて契約したい人にも向いていると言えるでしょう。
基本情報
基本料金(税込) 802.98円(東京電力エリア・30A)
電力量料金(税込) 【第1段階:〜120kWh】
19.78円
【第2段階:120kWh超〜300kWh】
25.47円
【第3段階:300kWh超】
26.38円
対応エリア 東京電力エリア
解約金 なし
セット割の内容 ◯(電気料金0.5%割引)

CDエナジーダイレクトが気になった方は、こちらのCDエナジーダイレクトの評判についてまとめた記事もぜひ参考にしてください。

参照:CDエナジーダイレクト公式サイト

TERASELでんき

TELASELでんき ロゴ

おすすめポイント
  • 単身者〜2人向け・ファミリー向けの2つのプラン
  • 電気代の0.5%を楽天ポイントで還元
  • 契約時に選べる特典がついてくる

TERASELでんきは、伊藤忠エネクスグループの新電力。大手商社のグループ企業であるため、会社の安定性には信頼が置けるでしょう。契約件数も右肩上がりで増加しており、10万件を突破しています。

 電気使用量の多いファミリー向けプランと、使用量の少ない単身者〜2人向けプランの2つから選べます。

特典がお得なのも特徴的。常時ある特典として、電気料金の0.5%を楽天ポイントで還元。加えて新規契約時には、6つの中から好きな特典1つを選択できます。

選べる特典は、Amazonギフト券やHuluチケットなどがありますよ。
基本情報
基本料金(税込) 858円(東京電力エリア・30A)
電力量料金(税込) 【第1段階:〜120kWh】
19.88円
【第2段階:120kWh超〜300kWh】
24.34円
【第3段階:300kWh超】
25.72円
対応エリア 沖縄電力エリア除く全国
解約金 なし
セット割の内容 なし

参照:TERASELでんき公式サイト

ONEでんき

ONEでんき ロゴ

おすすめポイント
  • 基本料金が無料
  • 電気使用量が多いほどお得になる
  • 対応エリアが広いから引越し後も継続しやすい

ONEでんきは、基本料金無料・電力量料金が一律単価の電力会社です。先に紹介した0円でんきと似ている料金体系となっています。

 0円でんきと同様に、電気使用量が多く、契約アンペア数が大きいほどお得です。

0円でんきとの主な違いは対応エリアです。沖縄電力を除く全国に対応しているので、電力エリアを越える引っ越しをした場合でも継続しやすいでしょう。

申し込みは公式サイトから最短5分で完了。気軽に契約することができるでしょう。
基本情報
基本料金(税込) 0円
電力量料金(税込) 28.8円/kWh(東京電力エリア)
対応エリア 沖縄電力エリア除く全国
解約金 なし
セット割の内容 なし

参照:ONEでんき公式サイト

0円でんき

0円でんき ロゴ

おすすめポイント
  • 基本料金が0円
  • 初期費用・解約金なし
  • 電力量料金が一律でシンプル

0円でんきは、名称通りに基本料金が0円となっているのが大きな特徴。基本料金が0円のため、契約アンペア数が大きいほどお得になります。

 電力量料金は一律単価であり、段階別のように電力量で単価料金が変動することもありません。

一律単価は段階別の2段階目料金と同程度のため、電力消費量が多いほどメリットが大きいです。同居人数が多くなるほど、恩恵を受けやすいでしょう。

初期費用や解約金もないので、余分な出費なく乗り換えることができますよ。
基本情報
基本料金(税込) 0円
電力量料金(税込) 27.87円/kWh(東京電力エリア)
対応エリア 東京電力エリア
中部電力エリア
北陸電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
四国電力エリア
九州電力エリア
解約金 なし
セット割の内容 なし

参照:0円でんき公式サイト

まとめ

今回は、電力会社の乗り換えについて解説してきました。

電力会社を乗り換えると、電気料金を削減できることがほとんどです。さらに電力会社独自の特典もあるため、メリットは大きいでしょう。

乗り換えるにあたっては、ニーズに合うプラン選択が重要です。電力使用量を把握した上で料金シミュレーションをして、最適なプランを選んでみてください。

電力会社選びで迷ったら、記事内で紹介した電力会社の中で比較検討を行ってみましょう。
※本コンテンツは株式会社ゼロアクセルが制作・監修・提供したものです。本コンテンツへの問合せは株式会社ゼロアクセルに直接お願いします。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。
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