
世の中には様々なクレジットカードがあるため、どのカードを選べば良いかわからない人は多いでしょう。また、カードを増やしすぎてしまい、1枚に絞りたいと考えている人もいることでしょう。
そこで本記事では、クレジットカード究極の1枚候補の紹介や1枚持ちのメリット・デメリットを解説。究極の1枚を選ぶポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
究極の1枚は候補はコレ!育てるべきおすすめクレジットカード6選
さっそく、究極の1枚候補としておすすめできるクレジットカードを6つ紹介します。
JCB CARD W
- 年会費永年無料
- 基本還元率1.0%の高還元
- 海外旅行保険・ショッピング保険が付帯
- JCBプロパーカードで信頼感も厚い
JCB CARD Wは、年会費永年無料のカードです。基本還元率は1.0%の高水準で、JCB優待店では還元率がアップするのも特徴です。
また、海外旅行保険とショッピング保険が付帯。ショッピング保険は海外利用時のみになりますが、海外旅行保険もあるため海外での利用にも適した1枚です。

年会費(税込) | 無料 |
基本ポイント還元率 | 1.0% |
ポイントプログラム | Oki Dokiポイント |
追加カード | 家族カード ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行保険 ショッピング保険 |
国際ブランド | JCB |
申し込み条件 | 18〜39歳(高校生を除く) |
参照:JCB公式サイト
関連記事JCB CARD Wとは?魅力や評判を徹底解説|利用時の注意点も紹介
VIASOカード
- 年会費永年無料
- 携帯・インターネット・ETC利用時ポイント2倍
- ポイントは自動キャッシュバックで便利
- 選べるデザインが多数
VIASOカードは、三菱UFJニコス発行の年会費永年無料カード。基本還元率は0.5%とやや低水準ですが、携帯・インターネット・ETC利用時はポイント2倍※の1.0%還元を受けられます。
カードデザインも豊富で、人気キャラ・映画・アニメとのコラボデザインも多数取り揃えています。作品のファンは、好みのデザインを選んで見た目から楽しめるのもメリットでしょう。

年会費(税込) | 無料 |
基本ポイント還元率 | 0.5% |
ポイントプログラム | VIASOポイント(自動キャッシュバック) |
追加カード | 家族カード ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行保険 ショッピング保険 |
国際ブランド | VISA Mastercard |
申し込み条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
参照:VIASOカード公式サイト
※ 対象のサービス利用時
楽天カード
- 年会費永年無料
- 基本還元率1.0%
- 楽天系サービスとの相性が良い
楽天カードは、年会費無料の定番カードとも言えるカードです。発行枚数は2,500万枚を超え、多数の方々から選ばれています。基本還元率は1.0%で、楽天系サービスでの利用で還元率が上がるのが特徴です。
貯めた楽天ポイントは、楽天市場や街での買い物に利用可能。現金同様の価値を持つので、ポイントが使いやすいのもメリットです。

年会費(税込) | 無料 |
基本ポイント還元率 | 1.0% |
ポイントプログラム | 楽天スーパーポイント |
追加カード | 家族カード ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行保険 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB AMERICAN EXPRESS |
申し込み条件 | 18歳以上(高校生を除く) |
参照:楽天カード公式サイト
アメックスゴールド
- アメックスプロパーのゴールドカード
- プラチナカード級の豪華特典
- 付帯保険が充実していて安心
アメックスゴールドは、高いステータス性が人気のカードです。アメックスプロパーであるため信頼感が高く、安心してカードを使えるでしょう。
トラベル・グルメ・エンタメなど幅広いジャンルで充実した特典があり、他社のプラチナカードに匹敵する豪華な内容です。付帯保険も手厚く、このカード1枚で様々な補償を受けられます。
・ご入会後3ヶ月以内に10万円のカードご利用で8,000ボーナスポイントプレゼント
・ご入会後3ヶ月以内に30万円のカードご利用でAmazonギフト券20,000円分プレゼント
・ご入会後3ヶ月以内に30万円のカードご利用で23,000ボーナスポイントプレゼント
(2022年7月12日〜2022年9月27日まで)

年会費(税込) | 31,900円 |
基本ポイント還元率 | 0.33〜1.0% |
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワードポイント |
追加カード | 家族カード ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行保険 国内旅行保険 ショッピング保険 リターン・プロテクション キャンセル・プロテクション |
国際ブランド | AMERICAN EXPRESS |
申し込み条件 | 20歳以上 |
マリオットアメックスプレミアム(旧SPGアメックス)
- 入会後3か月以内に30万円以上利用で30,000ポイント付与
- プログラム期間中に150万円以上の利用で無料宿泊特典獲得
- 普段の利用で100円ごとの3ポイント付与
マリオットアメックスプレミアムは、アメックスのクレジットカードの中でも、「旅行関係」の特典が充実しているのが特徴です。Marriott Bonvoy参加のホテルを利用すると、通常時の2倍のポイントが獲得できます。
そして毎年カードの継続をすれば50,000ポイント以下で宿泊できるホテルの「無料宿泊券」が特典なのが魅力的です。
さらに主要提携航空会社のマイレージプログラムにポイントをマイルとして以降することも可能です。
1回の手続きにつき60,000ポイントごとに15,000分がボーナスポイントとして付与され、その合計がマイルとして交換できます。

年会費(税込) | 49,500円 |
基本ポイント還元率 | 3~6% |
ポイントプログラム | Marriott Bonvoyポイント |
追加カード | 家族カード 1枚目無料 2枚目以降24,750円(税込) ETCカード プラスEXカード |
付帯保険 | 海外旅行保険 最大1億円(利用付帯)最大5,000万円(利用付帯) 国内旅行保険 ショッピング保険 |
国際ブランド | AMERICAN EXPRESS |
申し込み条件 |
満20歳以上 申込には事前にMarriott Bonvoy会員番号が必要 |
JCBプラチナ
- カードをかざすだけでOKなタッチ決済搭載
- 24時間365日のコンシェルジュデスクが利用可能
- 優待店の利用でポイントが最大10倍
JCBプラチナカードは、会員向けの特典やサービスが充実しているクレジットカードです。
その他全国の提携ホテルやレストランで会員限定の優待プランが受けられる・空港ラウンジが利用できるなど、会員だけが受けられる特典が充実しています。
その他、セブンイレブンやAmazonなどの優待店での利用は、最大10倍のポイントが獲得できるので、普段使いでも効率よくポイントが貯められます。

年会費(税込) | 27,500円(税込) |
基本ポイント還元率 | 0.5%〜5.0% |
ポイントプログラム | Oki Dokiポイント |
追加カード |
家族カード ETCカード QUICPay™ |
付帯保険 |
海外旅行保険 最高1億円 ショッピング保険 |
国際ブランド | JCB |
申し込み条件 | 25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。(学生は不可) |
参照:JCBプラチナ公式サイト
※「MyJチェック」の登録が必須
究極の1枚候補のクレジットカードを選ぶ5つのポイント
ここからは、究極の1枚の候補となるカード選びのポイントを5つ紹介します。
- 年会費の安さ
- ポイント還元率の高さ
- ポイントの使い道
- 付帯する特典
- 国際ブランド
年会費の安さ
当然ですがカードの年会費にかけるコストは低い方が良いでしょう。1枚持ちの場合は、年会費が1枚分しかかからないので、複数枚持ちよりはコストを抑えることができます。
条件付き無料の場合は、条件未達時に所定の年会費が発生するので注意しましょう。
有料カードの場合は、付帯特典で年会費以上のお得度があるかを考慮してください。

ポイント還元率の高さ
クレジットカード利用の大きなメリットが、ポイント還元があるところです。中でも還元率が高いカードを選ぶと、よりお得にカードを利用することができます。
還元率の高さを比較するときは、基本還元率に注目してください。基本還元率が高いと、店舗を問わず高いポイント還元を受けられます。
しかし、基本還元率1.0%未満であっても、利用頻度の多い店舗で高い還元率を誇る場合は問題ないでしょう。

ポイントの使い道
貯めたポイントの使い道も大切です。自分の都合に合ったポイントの使い道がないカードでポイントを貯めても意味がありません。
そのため、自分の希望に合ったポイントの使い道があるカードを選ぶことが大切です。
また、ポイントの有効期限の長さも重要。不安な人は有効期限が無期限のポイントプログラムを選ぶと良いでしょう。ご自身のペースで気長にポイントを貯めることができ、好きなタイミングで消費できます。

付帯する特典
クレジットカードでは、カードごとに特典がついています。使える特典が豊富なほど、カード保有のメリットが大きくなるでしょう。
主な特典を3つに分けて紹介します。
付帯保険
多くのカードには、保険が付帯します。代表的なものでは、海外・国内の旅行保険やショッピング保険です。
補償限度額や条件はカードにより異なるので、付帯保険の条件も事前にしっかりとチェックしましょう。
カードによっては、ゴルフ保険やスマホ保険など珍しい保険がつくものもあります。

優待サービス
カードの提携店舗において、還元率アップや割引などの優待を受けられます。頻繁に利用する店舗で優待があると、お得にカードを使えるでしょう。

なお、ゴールドカード以上になると特典も豪華になります。空港ラウンジ無料利用や会員限定イベントなど、一般カードでは受けられないサービスが付帯しています。

手厚いサポート
上位カードではサポートの手厚さが充実しています。プラチナカード以上になるとコンシェルジュサービスがつくこともあり、様々な要望に応えてくれます。
その他のサポートサービスとしては、ゴールドカード以上になるとコールデスクが専用となることが多いです。

国際ブランド
カードごとにつく国際ブランドにも注目しましょう。国際ブランドごとに特徴があります。
国際ブランド | 特徴 |
VISA | 世界シェア率No.1の国際ブランド。 国内・海外問わず利用できる店舗が多い。 |
Mastercard | 世界シェア率No.2の国際ブランド。 特にヨーロッパ方面で強みがある。 |
JCB | 日本発の国際ブランド。 ハワイ・韓国など日本人観光客が多い地域で、現地サポートオフィスあり。 |
AMERICAN EXPRESS | 通称アメックス。高ステータスとして人気。 ホテル・グルメ・エンタメなどで豊富な優待あり。 |
Diners Club | 世界初のクレジットカード。 ステータスの高さに定評があり、豪華な特典がつくのが特徴。 |
幅広い店舗での利用を考えるなら、VISA・Mastercardのどちらかがおすすめ。ステータスを求めるならAMERICAN EXPRESSやDiners Club、日本人向けにサービスが充実しているカードを選ぶならJCBです。

クレジットカード1枚主義のメリット4つ
クレジットカードを1枚に絞ることは、以下4つのメリットがあります。
- カードの管理が楽
- ポイントが分散しない
- カード限度額・カードランクが上がりやすい
- カードの年会費を抑えられる
カードの管理が楽
カードを1枚だけに絞ると、カードの管理が楽になります。支払日・支払額は月1回だけなので、混乱することがありません。利用明細も1つにまとまるため、明細確認も簡単です。
複数カードを保有すると、カードごとに管理が必要です。しっかり家計管理をしていないと、いつの間にかカードを使いすぎていたということもあるでしょう。

ポイントが分散しない
複数のカードを利用すると、還元されるポイントが分散されます。有効期限があるポイントもあるため、必要なポイントを貯める前に失効してしまうリスクもあるでしょう。

それに対し1枚だけを使う場合は、1つのポイントを集中的に貯められます。有効期限前に必要なポイントを貯めやすくなるので、ポイントを実用的に使いやすいでしょう。

カード限度額・カードランクが上がりやすい
1つのカードを集中的に使えば、そのカード会社での実績を貯められます。カード会社からの信頼を得やすくなるので、利用限度額の増大や上位カードへのランクアップも可能です。
初めから大きな利用限度額を持ったり、上位カードを発行したりすることは比較的難しいと言えます。大きな限度額を持ちたい人や上位カードを狙う人は、1つのカードを集中的に利用することが近道となります。

カードの年会費を抑えられる
複数のクレジットカードを持つ場合、カードの枚数分だけ年会費がかかります。もちろん年会費無料カードならコストは抑えられますが、条件付きで無料の場合は、条件達成できるかの管理も面倒になるでしょう。

その点、1枚なら年会費は1枚分のみとなりますし、無料カードにすれば年会費は一切発生しません。
クレジットカードを1枚しか持たないデメリット3つ
クレジットカードを1枚しか持たないことは、デメリットもあります。主なデメリット3つを紹介するので、把握しておきましょう。
- 不具合が起きた時にカード払いができない
- 1つのカードの特典しか受けられない
- 使える店舗が限られる
不具合が起きた時にカード払いができない
仮に保有しているカードに不具合があったときは、カード決済の利用ができなくなります。カードの磁気不良・破損・紛失・盗難など、不測の事態の際は現金で対応する必要があります。
現金払いすることで対応できますが「本来クレジットカード払いで対応する予定だった金額が、当月に現金で出て行くのは痛い」という人もいるでしょう。

1つのカードの特典しか受けられない
保有カードが1枚の場合は、カード特典は1枚分しか受けられません。複数のカードがあると受けられる特典も多くなるので、それぞれのカードの欠点を補完することができます。
一般的には、カードランクが上がるほど特典も充実していきます。
使える店舗が限られる
先述したように、クレジットカードはVISAやJCBなどの国際ブランドが各カードについており、それぞれの加盟店で使える仕組みです。

保有しているカードが1枚の場合は、対応している国際ブランドが1つのため使える店舗が限られます。特にJCBやAMERICAN EXPRESSなど、加盟店がやや少ないブランドは使えない場面も少なくないでしょう。

クレジットカード1枚持ちに関するよくある質問
保有しているだけで一定の社会性を認められるのが理由の1つです。
さらに年間400万円以上の利用で「プラチナエリート会員資格」が得られます。長期的な保有を検討している人にとってもおすすめといえるでしょう。
まとめ
本記事では、クレジットカード究極の1枚をテーマに、おすすめカードを紹介してきました。
クレジットカードの1枚持ちは、メリット・デメリットの両方があります。基本還元率が高く、活用できる付帯特典が多いカードを選ぶことで、1枚持ちのデメリットを補いやすいでしょう。
どのカードが究極の1枚になるかは、人それぞれ異なります。様々なカードを比較して、自分だけの究極の1枚を見つけましょう。
