
中学生になれば勉強が難しくなるため「学校の授業だけでは不安だ」と考える保護者も多いでしょう。
学校の勉強を補うために塾に通う方法もありますが、通信講座もおすすめ!教材もよくまとまっており、自宅で効率よく勉強ができたり、部活や習いごととの両立もしやすいと話題です。
そこで、本記事では、中学生におすすめの通信講座をご紹介します。
Contents
中学生におすすめの通信教育講座7選
中学生におすすめの通信講座7選をご紹介します。※月額料金は比較しやすように「中学3年生の一括払い」を月換算した場合を主に記載しています。(一括払いがない場合は月額料金を表示)
スマイルゼミ中学生向け通信教育
- タブレット1台で全9科目が学べる
- 先取り・さかのぼり学習が自由自在
- 2週間無料お試し&初月受講料無料
スマイルゼミは、タブレット端末1台に中学1年生から現在の学年までの教材がまとまっている通信講座です。苦手な科目は1年生の範囲までいつでもさかのぼって学習できます。
問題を間違えたらすぐに最初から解き直すことができます。何度も繰り返し問題を解くことで、学習した内容を定着させやすくしてくれるでしょう。
基本の5教科に実技科目を加えた9科目に対応しているので、実技教科の内申点を重視される高校を受験する予定の方にもおすすめですよ。

基本情報
学習方法 | タブレット |
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月額料金(税込) | 9,680円 ※中3・12ヶ月一括払いの場合・専用タブレット代として10,978円必要 |
対応教科 | 9教科 |
無料体験 | あり(14日間) |
運営会社 | 株式会社ジャストシステム |
出典:スマイルゼミ公式
東進オンライン学校
- 日本一の東大現役合格実績の東進
- 英語と数学に特化した通信教育
- 中1〜中3の全範囲をいつでも学習できる
東進オンライン学校中学部は、難関大学への合格者を多数輩出している東進が提供している通信講座です。東進と四谷大塚がタッグを組んでおり、人気講師の授業をオンラインで受講できます。
自宅のPC・タブレット・スマホでいつでも受講することができ、スキマ時間も学習のチャンスを逃しません。塾に通う時間や保護者の送迎も不要なので時間を有効活用できるでしょう。
気になる箇所は何度でも無料で受講でき、オンラインなので周りの生徒の目を気にすることもなくなります。保護者サポートページもあるので、子どもの学習状況をいつでも把握できます。
基本情報
学習方法 | タブレット・PC・スマホ |
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月額料金(税込) | 3,278円 ※12ヶ月一括払いの場合 |
対応教科 | 英語・数学 |
無料体験 | あり(14日間) |
運営会社 | 株式会社ナガセ |
出典:東進オンライン学校公式
進研ゼミ中学講座
- 進研ゼミの高校合格実績は98.4%※
- AIが専用の学習プランを自動で作成
- 定期テストは学校別で対策できる
進研ゼミにはオンライン授業があり、要点を理解でき得点力を身につけられます。ライブ授業なので、分からないことがあればその場で質問をして解決可能です。
またAIによる子どもの理解度診断も便利で、苦手となっている問題の原因がどこにあるかを分析してくれます。つまづいたところへ戻って勉強をし直すので、分からない部分を効率よく減らせます。
進研ゼミには約2.3万件分のデータがあり、中間テストや期末テストで出題されやすいポイントが分かります。この分析をもとに定期テストの予想問題を出してくれます。

基本情報
学習方法 | タブレットとテキスト |
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月額料金(税込) | 4,980円 ※中3・12ヶ月一括払いの場合 |
対応教科 | 5教科 |
無料体験 | あり |
運営会社 | 株式会社ベネッセコーポレーション |
出典:進研ゼミ公式
※公式サイトより
Z会の通信教育 中学生向けコース
- タブレットコースは今の課題を見つけて勉強を始められる
- テキストコースで定期テスト対策ができる
- Z会独自AI
Z会にはタブレットコースとテキストコースの2種類があります。
タブレットコースでは現在の進度や習熟度に合わせた学習の提案をしてくれるので、今必要とする勉強内容が分かり非常に効率的です。
テキストコースは教科書に対応した教材で基礎的なことから発展問題もあり、理解力を試すことができるでしょう。
また主要5科目の「定期テスト攻略ワーク」や「確認テスト」では、試験で高得点を目指すことが可能です。
Z会独自のAI機能を活用すれば「学習履歴を蓄積」「到達度判定」をしてくれます。高校入試など目標を見据えて現在の実力が分かります。
基本情報
学習方法 | タブレット・テキスト |
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月額料金(税込) | 11,430円 ※中三生・5教科セット12ヶ月一括払いの場合 |
対応教科 | 主要5教科 |
無料体験 | 資料請求にて体験可 |
運営会社 | 株式会社Z会 |
出典:Z会公式
スタディサプリ中学講座
- 1回5分の授業に要点がまとめられている
- 演習問題は1万問以上
- プロの講師による授業
スタディサプリはプロの講師陣の授業が受けられ、授業の平均時間は1回あたり5分です。50分かけて学ぶところを要点だけまとめているので短時間で予習や復習ができます。
主要5教科合わせて、1万問以上の演習問題が用意されており、問題を解いた後は自動で採点してくれます。授業を担当するのは経験豊富な講師陣です。
カラフルな写真や資料を使うため、分かりやすさにも定評があります。
基本情報
学習方法 | タブレット |
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月額料金(税込) |
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対応教科 | 主要5教科 |
無料体験 | あり |
運営会社 | 株式会社リクルート |
出典:スタディサプリ公式
秀英iD予備校自宅学習コース
- 学習塾による自宅学習システム
- テキストは通塾している生徒と同じ
- プレミアムコースがある
秀英iD予備校自宅学習コースは、秀英予備校と同じ授業を自宅のパソコンやタブレットなどで受けられます。
離れた場所に塾があるため通いづらい、部活動と両立をしたい中学生に向いている学習方法。テキストは秀英予備校に通っている生徒同じで、質問も可能です。
授業とテキストを通じて、学校の予習復習をはじめ発展レベルもあるので高校受験の勉強も家庭で行えます。
公立トップ高校合格を目指すコースとして「プレミアムコース」もあります。総合問題やレベルが高い問題を徹底的に演習するため、応用力が鍛えらるでしょう。

基本情報
学習方法 | 映像授業とテキスト |
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月額料金(税込) |
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対応教科 | 主要5教科 |
無料体験 | あり |
運営会社 | 株式会社秀英予備校 |
出典:秀英iD予備校公式
インターネット家庭教師Netty
- 個別指導に特化している
- 希望に合った教師を紹介してもらえる
- 目的に合わせてコースを選べる
インターネット家庭教師Nettyは、有名大学の卒業生や在学生の授業をオンランで個別に受けられます。
年齢的にも近い存在なので、親に相談しにくいことも話せるのではないでしょうか。また、講師は希望に合った人が紹介され、万が一相性が良くないときでも交代が可能です。
中学生向けのコースには「苦手科目克服」「定期テスト対策」「勉強のやり方・習慣づけ」などがあり、勉強が苦手な生徒から志望校合格を目指す生徒まで幅広く対応しています。
基本情報
学習方法 | オンランによる個別学習 |
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月額料金(税込) | 17,600円 ※中学3年生月払い |
対応教科 | 要相談 |
無料体験 | あり |
運営会社 | 株式会社ワン・ツー・ワン |
【料金比較】中学生向け通信教育講座ランキング
上記の通信講座を中学3年生の1ヶ月あたりの料金で比較し、ランキング形式でご紹介します。
※2021年11月30日時点の情報です。
第1位 スタディサプリ中学講座 1,815円(税込)※ベーシックコース:12ヶ月一括払いの場合
- 1回5分の授業に要点がまとめられている
- 演習問題は1万問以上
- プロの講師による授業
東進オンライン学校中学部 3,278円(税込)
- 日本一の東大現役合格実績の東進
- 英語と数学に特化した通信教育
- 中1〜中3の全範囲をいつでも学習できる
第2位 進研ゼミ中学講座 4,980円(税込)
- オンラインライブ授業がある
- AIによる診断がある
- 定期テスト予想問題
中学生向け通信教育講座の選び方
様々な特徴がある中学生向けの通信講座を紹介しました。ここでは、どのような基準で選べば良いのかを解説します。
- 部活などと両立できるか
- 通信講座のレベル
- 料金
部活などと両立できるか
中学生では勉強以外にも、部活や習いごとを本格的に頑張りたい場合もあるでしょう。しかし、部活や習いごとに専念すると勉強についていけない可能性が出てきます。
学校から帰ってきて食事を準備するまでの時間や、朝起きて学校に行くまでの時間で勉強できます。

通信講座のレベル
「勉強する習慣をつけさせたい」「ハイレベルな高校に合格させたい」など、状況に応じた通信講座を選ぶことも大切です。
あまり勉強に積極的でないのであれば、「インターネット家庭教師Netty」のような通信講座が向いているでしょう。
逆に、レベルが高い勉強をしたいときは「秀英iD予備校自宅学習コース」のプレミアムコースなどがおすすめです。

料金
中学生向け通信講座の料金は1ヶ月あたり2,000円程度のものもあれば、1万円前後するものまで幅があります。また、個別指導があれば料金は高くなる傾向にあります。
子どもの学力次第では、多少高額でも個別指導が向いている場合があるでしょう。料金と効果を考慮して、慎重に検討してください。
中学生が通信教育講座を利用するメリット
ここでは中学生が通信講座を利用するメリットについて解説をします。
通学塾よりも経済的
文部科学省のデータによると、中学生の塾の費用は公立中学校に通う3年生で年間30万円以上かかっています。※つまり、1ヶ月あたりでは2万円から3万円ほど必要だということです。
対して、通信講座では月額1万円ほどなので経済的だといえます。内容もテキスト学習だけでなく塾のような授業を受けられるので、決して劣っているとは考えられません。
※出典:文部科学省
理解度に合わせて勉強をすすめられる
通信講座の中には、前の学年に戻って勉強をやり直せるものもあります。そのため、子どもの理解度に合わせて最適な箇所から勉強できます。
学校や塾のように複数の生徒に合わせて授業を進められれば、分からないことがあったときについていけなくなる可能性があります。

中学生が通信教育講座を利用するときのデメリットや注意点
費用面や学ぶ仕組みなどメリットがある通信講座ですが、デメリットもあります。
孤独感がある
学校から帰って通信講座で一人で勉強をすると、孤独感を抱いてしまう生徒もいます。
また、塾と違って「友達はたくさん勉強しているから、私も頑張らなきゃいけない」という競争意識は芽生えにくいです。
自主的に勉強しない子どもには向いていない
勉強を自ら進んでする生徒ばかりとは限りません。なかには多少強引に勉強をさせなければならない状況もあるでしょう。
通信講座は強制的に勉強させにくいので、保護者の管理が必要です。通信講座で勉強できるか、しっかり話し合って決めるようにしてください。
よくある質問
まとめ
中学生向けの通信講座はテキスト学習だけでなく、タブレットやオンラインを使った授業もあります。意欲的に取り組めば塾に通うよりも成果が出やすいです。
また、教科書や個別の状況に合わせて勉強でき、ハイレベルな問題に積極的に取り組めるようになっているなど内容も充実しています。勉強の進度に合わせて選べるのも大きなメリットです。
