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アップルの売上高目標の未達見通しを嫌気【クロージング】

2020.2.18 16:06

*16:06JST アップルの売上高目標の未達見通しを嫌気【クロージング】

18日の日経平均は大幅に下落。329.44円安の23193.80円(出来高概算11億5000万株)で取引を終えた。17日の米国市場は、プレジデンツデーの祝日だったことで海外勢のフローは限られるものの、欧州市場は全般小じっかりで推移していたこともあり、比較的底堅いスタートが見込まれていた。

しかし、米アップルは1-3月期の売上高目標が達成できないとの見通しを示したことをきっかけに、これまで相場のけん引役だったハイテク株が軒並み下落。日経平均は寄り付き直後に付けた23402.01円を高値に、その後はじりじりと下げ幅を広げる格好となり、後場には一時23133.60円まで下げる局面もみられた。

東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1800を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは、小幅ながら空運が上昇した他は、32業種が下落。電気機器、金属製品の下落率が2%を超えたほか、機械、情報通信、倉庫運輸、建設、化学、精密機器の弱さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、TDK<6762>が軟調。一方で、ファーストリテ<9983>が若干ながら下支えした格好だった。

終日軟調な展開となった日経平均は、2月前半に空けているマド(23118-23241円)を埋める動きをみせてきており、下へのバイアスが強まりやすいだろう。祝日明けの米国市場の動向やアップルの株価反応への警戒感が強まっていたが、グローベックスの米株先物は、NYダウが90ドル安程度、ナスダック100は55ポイント程度下落しており、この辺りは織り込んでいる格好ではある。

しかしながら、中国に進出している企業において、生産活動が長期にわたって全面的に停止するリスクは低いと考えられるものの、アップルの売上高目標の未達見通しにより、サプライチェーンなど、これから影響等が表面化してくることが警戒されやすいところである。また、新型コロナウイルスについては、横浜港で検疫中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員で感染が拡大していることもあり、結果的には国内での感染者が拡大することによって、グローバルマネーが流入しづらい需給状況でもあるだろう。

ショートポジションは積み上がりづらいものの、これまで上昇基調が続いていたハイテク株へは、当然ながら利益確定に向かわせやすい。これにより、全体のセンチメント悪化にも向かわせやすいことは警戒しておくべきであろう。

《CN》

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