グーグルAI、デモで誤答 応答ソフト、正確性が課題

ニューヨークにあるグーグルの店舗の看板=2021年11月(ロイター=共同)
ニューヨークにあるグーグルの店舗の看板=2021年11月(ロイター=共同)
2023年02月09日
共同通信共同通信

 【ニューヨーク共同】米グーグルの人工知能(AI)を活用した対話型の自動応答ソフト「Bard(バード)」を巡り、公式デモ画面の対話例でバードの回答内容に事実関係の誤りが含まれることが8日分かった。複数の米メディアが報じた。AIを使った自動応答ソフトの開発競争が激化している中で、正確性が課題となっている。

 グーグルが6日に公開を始めたデモ画面は「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の新発見について9歳の子どもに教えてあげられる事柄は」という問いに対し、バードが「太陽系外の惑星の写真を初めて撮影した」と回答した。しかしNASAによると、欧州南天天文台による撮影が初めてだった。

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