予備回線、ドコモも協議へ KDDI、ソフトBと導入

2023年02月02日

携帯電話大手のKDDI(au)とソフトバンクは2日、通信障害や災害時に相互の回線を予備として利用できるサービスの導入を正式発表した。1台のスマートフォンで両社の回線を使えるようにし、1社で障害が起きても他社の回線で通話などができる仕組み。KDDIの高橋誠社長は東京都内で開いた記者会見で、NTTドコモともサービス導入に向けた協議を進める意向を示した。
高橋氏は「多くの人が利用できるよう数百円程度の基本料金としたい」と説明した。提供開始は3月下旬以降とし、料金や申し込み方法を含む詳細は今後、改めて発表する。
新サービスは、KDDI傘下の沖縄セルラー電話も対象となる。