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文化

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(515)くりっとした黒い目 アメリカアカリス

2019.9.8 4:56
赤茶色に見えて灰色もまじっているアメリカアカリス
赤茶色に見えて灰色もまじっているアメリカアカリス

 木の上にリスが1匹。こっちを見ている。背中や尾、頭は赤茶色で、胸やお腹が白い。目のまわりも白くて、くりっとした黒色の目をさらにくっきりさせている。大きさはニホンリスと同じぐらい。
 神戸市の神戸どうぶつ王国「ロッキーバレー~北アメリカの動物たち」のゾーンにいるアメリカアカリス。同じ運動場ではイノシシに似たクビワペッカリーという動物が歩いている。
 全然ちがった生きもの同士、けんかになったりしませんか?
 担当の石坂未樹(みき)さんに聞いたら「生活の場所がちがうので、けんかにはなりません」と教えてくれた。アメリカアカリスは木の上でくらす樹上性、クビワペッカリーは地面を動きまわる地上性の生きものだ。
 アメリカアカリスはオスとメスが1匹ずついるけれど、1匹しかすがたを見せない。ロッキーバレーは最近できて、リスたちが来たのも、ついこの間。だからかな? 
 「ここになれていないというより、たぶんペッカリーを初めて見たので、ペッカリーになれていないんだと思います」
 いまの2匹から子どもがたくさん生まれたら楽しいだろうな。でもペッカリーがいやがるだろうか。
 「いえ、なんかペッカリーの方はリスをそんなに気にしていないようですよ」(文・写真、佐々木央)=2018年4月配信

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