メニュー 閉じる メニュー
文化

文化

【4522】岡部 純米吟醸 うすにごり しぼりたて 生原酒(おかべ)【茨城県】

2021.3.26 22:14
茨城県常陸太田市 岡部合名
茨城県常陸太田市 岡部合名

【日本酒研究会月例会 全6回の③】

 足掛け15年目に突入した日本酒研究会。異業種間交流飲み会ながら、毎月欠かさず飲み続けてきた(ただし、2020年4~10月の7回分はコロナのために不開催)。草創期のメンバーJの提案で、日本全国の現役蔵の酒を全部飲む、という遠大な目的のもとに飲み続けている。一時は、飲んだことのない蔵の酒を探すのが頭打ちになり、なかなか蔵数が増えなかったが、月例会の会場をE居酒屋に移してからは、続々と新蔵酒の登場しわたくしたちを喜ばせている。

 これは、ママの知恵袋であるバイヤーKさんの活躍によるもの。Kさんはわたくしたちの既飲蔵リストをもとに、わたくしたちがまだ飲んだことがない蔵の酒を探し出し入手、月例会に出す酒のラインナップを組んでいるのだ。今回は、6種類のうち、3種類が飲んだことがない蔵のお酒。これで、わたくしたちが飲んだことのある酒の蔵は、合計1199蔵となった。Kさんには感謝しても感謝しきれないほどお世話になっている。この場を借りてお礼を申し上げます。

 さて、Kさんの指示通り、「ハート天明」「金門」と飲み進め、3番目にいただいたのは「岡部 純米吟醸 うすにごり しぼりたて 生原酒」だった。「岡部」は当連載でこれまで、「岡部 純米吟醸 中取り 生詰」(当連載【2540】)1種類を取り上げている。今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 B 「フレッシュな香り」
 酒蛙「うん、抜群のフレッシュ感。しゅわしゅわ感がいいね」
 I 「けっこうしゅわしゅわするね」
 F 「ベタっとしない甘みがいいね」
 Y 「グレープフルーツのような味わいだ」
 酒蛙「しゅわしゅわが来て、味を感じる前にキレていく。ものすごいいキレの良さ。こりゃ、すごい。余韻は苦み」
 I 「苦みがちょっとありますね」
 I、K「日本酒じゃない感じ」
 F 「シャンパンみたい」
 Y 「グレープフルーツの苦み」
 F 「たしかに面白い酒だ」
 B、F「ポテサラに合う」
 酒蛙「舌が慣れ、温度がすこし上がってきたら味が出てきた。甘旨みが出てきた」
 B 「甘みが出てきた」
 酒蛙「梨のような香りがいい」
 I 「洋酒っぽい香り」
 酒蛙「甘旨みとキレが良い。酸は強くはないが、全体を引き締め調えている」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。「茨城県大子町の大久保農園様による契約栽培酒米『五百万石』を100%使用。米、水、人が織りなすテロワールなハーモニーをお楽しみ下さい」

 裏ラベルのスペック表示は「アルコール度16度、日本酒度+1、酸度1.7、原材料名 米(国産)米麹(国産米)、使用米 五百万石、精米歩合55%、製造年月2021.2」。

 この蔵の主銘柄は、「松盛」(まつざかり)である。その由来について、日本の名酒事典は「屋敷内の松そして稼業が『末』代まで『栄』えるようにと命名」と説明している。

関連記事 一覧へ