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【3784】大雪渓 金賞受賞 大吟醸 山田錦 無濾過生原酒(だいせっけい)【長野県】

2019.4.21 16:32
長野県北安曇郡池田町 大雪渓酒造
長野県北安曇郡池田町 大雪渓酒造

 休日の夕方、ふらりと近所のうなぎ屋へ。うなぎはもちろん美味しいのだが、酒がいい。定番酒はありきたりの地酒3種類ほどだが、店主の“隠し酒”が面白い。この場合の面白い、は特段意味のある言葉ではない。わたくしの興味をそそる酒が多い、ということだ。どんなルートで入れているのか興味のあるところだが、あえて聞かないことにしている。

 席につくと、なぜかわたくし係になっている仲居さんが、店主おすすめのお酒を持ってきた。今回は「大雪渓 金賞受賞 大吟醸 山田錦 無濾過生原酒」だった。「大雪渓」は今回の酒を含めこれまで4種類を当連載で取り上げているが、強烈なインパクトがあったのが「大雪渓 蔵出しパック」(当連載【2604】)だ。紙パックの普通酒ながら、さっぱりすっきり極めて清冽な酒。こんな普通酒があったのか!と大感動したものだった。さて、今回の酒はどうか。いただいてみる。

 辛い。これが第一印象。甘みもある。旨みもある。余韻は辛み。とろみ感があり、分厚い飲み口。味が強い。力強いお酒だ。ひと言でいえば、甘みと辛みが強いお酒。酸がまったく感じられないのは、どうしたものか。香りは抑えられている。

 瓶のラベル表示は「アルコール分17度、原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール、兵庫県産山田錦100%使用、精米歩合39%、製造年月18.09」。

 ラベルに大書されている「金賞受賞」とは、平成29酒造年度全国新酒鑑評会での金賞受賞酒とのこと。

 酒名および蔵名の「大雪渓」の由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。

「『大雪渓』という銘柄は、日本の三大大雪渓の一つが白馬岳にあることから、その絶景に因んでつけられました。当蔵の定番商品『上撰』『蔵出し』にはその雄大な大自然の航空写真を使用しております。また書体は当蔵にゆかりのあるアララギ派歌人『岡麓』(おか・ふもと)氏によるものです。岡麓氏は正岡子規の弟子であり、当社の先代の社長である薄井計雄の師匠でもありました。『大雪渓』の書体は岡氏が終焉の地である薄井家で筆を執ったものです」

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