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文化

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【3781】黒松仙醸 こんな夜に 純米 禮葉(くろまつせんじょう らいは)【長野県】

2019.4.18 22:42
長野県伊那市 仙醸
長野県伊那市 仙醸

【S居酒屋にて 全6回の④】

 足掛け13年間続いている日本酒研究会(単なる異業種間の飲み会だけど)の今後の運営方針について、なじみのうなぎ屋さんでMと飲みながら話す。2人で3時間半も話してしまった。Mは家に直帰したが、わたくしは繁華街にあるS居酒屋へ。このコースは3回目だが、早くもお約束コースとなってしまった。

鳥海山 スパークリング 生酒」「天上夢幻 旨口 特別純米」「太平山 別誂 無圧取り 蔵人直詰 生酛純米 無濾過生」と飲み進め、4番目にいただいたのは「黒松仙醸 こんな夜に 純米 禮葉」だった。

「こんな夜に」シリーズは以前、「黒松仙醸 純米 こんな夜に 雷鳥 純米 奔酒 おりがらみ生」(当連載【1878】)をいただいたことがある。今回の酒を持ってくるとき、店主は「これは古酒ですっ!」と言った。ラベルを見たら、なるほど22BYだ。う~む、9年前に醸した酒。なぜ、9年も寝かせたのだろうか??? ともかくいただいてみる。

 確かに熟成香がする。とろみまろやかな飲み口で、重厚な旨みと辛みがよく出ており、味が強い。酸は奥にひっそりあり、前に出てこない。芳醇ふくよか。旨い。良く熟成しているお酒とおもった。と同時に新酒も飲んでみたい、とおもった。

 瓶の裏ラベルの表示は「アルコール分17.5%、原材料名 米・米こうじ、精米歩合60%、日本酒度+2、酸度1.6、アミノ酸度1.2、信州産ひとごこち100%使用、20by中取り・瓶燗急冷、40℃位で燗酒を試そう!!、製造年月H22.6

「ひとごこち」は、長野県農事試験場が1987年、母『白妙錦』と父『信交444号』を交配。育成と選抜を繰り返し品種を固定、1997年に品種登録された酒造好適米。

 裏ラベルには「こんな夜 鹿の声は弦のうなり」というキャッチフレーズのような言葉が載っているが、いったいどういう意味なんだろう。この言葉を使うのなら、ラベルで説明をする必要がある。意味が分からない言葉は、意味を持たないのだから。

 酒名「黒松仙醸」の由来について、蔵のホームページは「仙醸については南アルプスの仙丈ヶ岳、黒松は黒河内松治郎の名前に由来します」と説明している。黒河内松治郎は、この蔵の創業者である。

「こんな夜に」シリーズは、満月、山椒魚、山女、鹿、雷鳥の5種類。今回の酒は「鹿」だ。

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