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【3165】黒龍 純吟 垂れ口(こくりゅう)【福井県】 

2017.12.7 20:51
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福井県吉田郡永平寺町 黒龍酒造
福井県吉田郡永平寺町 黒龍酒造

【H居酒屋にて 全3回の②】

 なじみのH居酒屋店主から連絡が入った。「初蔵酒が入りましたので、飲みに来てください」。わたくしは、全国の全現役蔵の酒を飲むことをめざしており、それを知っている店主が協力してくれているのだ。ありがたい。さっそく暖簾をくぐった。

 初蔵酒とは、長野市・東飯田酒造店の「本老の松 山廃仕込み」だった。これを冷酒と燗酒で飲み、次の「吉田蔵 手取川 純米大吟醸」(当連載【931】)に続いて3番目にいただいたのは「黒龍 純吟 垂れ口」だった。「黒龍」は飲む機会が多い酒で、これまで当連載で11種類を取り上げている。さて、これはどうか。

 酒蛙「含み香は古本屋的木香的だ」
 店主「そうそう、これこれ。まさしく木造校舎の香りがはっきり出ている」
 酒蛙「言っていることはお互い同じだ(苦笑)。いやはや旨いなあ」
 店主「甘みの後に酸がついてくる」
 酒蛙「『黒龍』は軽快で上品な酒というイメージがあったが、これは濃醇。まろやかで、旨みがたっぷり。旨みの次に、酸がかなり出てくる。ボリューム感があり、フレッシュ感とともに力強さもある。アテ要らずの酒だ」
 店主「旨いなあ、これ」
 酒蛙「うん、旨いよ、これ。古本屋的香味がいいね~♪ 好きだなあ」

 二人とも、かなりの旨さに、コメントは「旨い」しか言えないボキャ貧状態に陥った。

 瓶の裏ラベルはこの酒を「純米吟醸のうすにごり新酒」と紹介。蔵のホームページは「槽口から流れる純米吟醸のうすにごり新酒を生のまま瓶詰いたしました。しぼりたて原酒独特のみずみずしさ溢れる味わいをお楽しみください」と紹介している。

 裏ラベルの表示は「福井県産五百万石100%使用、精米歩合55%」。

 酒名「黒龍」の由来について、コトバンクは「酒名は、九頭竜川の古称『黒龍川』にちなみ命名」と説明している。

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