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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4797】会州一 純米吟醸 しぼりたて 生原酒(かいしゅういち)【福島県】

2022.5.27 14:49
福島県会津若松市 山口合名
福島県会津若松市 山口合名

【Z料理店にて 全7回の④】

 近所のZ料理店に顔を出す。予約すると、わたくしが飲んだことがないだろうお酒を数種類さりげなく用意してくれる。その心意気がうれしく、月に1回のペースで暖簾をくぐっている。コロナで大苦戦を強いられているが、以前のようなにぎわいを早く取り戻してほしい、と切に願う。

「満寿泉」「九重桜」「まんさくの花」と飲み進め、4番目にいただいたのは「会州一 純米吟醸 しぼりたて 生原酒」だった。山口合名のお酒は当連載でこれまで、「儀兵衛」2種類、「会州一」4種類を取り上げている。さて、いただいてみる。

 甘みが出て、酸が良く出ている。これが第一印象だった。含み香は、酸の立つリンゴをおもわせる。フルーティー&ジューシーの、甘酸っぱい味わい。おお、これは旨い。そして旨みも出てきて甘旨酸っぱい味わいに。モダンタイプのミディアムボディのお酒と感じた。「これ、美味しいね~」と店主に言ったら「私、『会州一』が好きなんです」と笑顔で答えた。お気に入りの酒を客人から褒められるのは、とてもうれしいことのようだ。そんな表情だった。

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。「令和3酒造年度の新酒の搾りたてを、そのまま瓶詰めしたお酒です。ほのかな香りと切れ味の良い喉ごしで、美山錦との相性が、最も生きています」

 裏ラベルのスペック表示は「原材料 米(福島県産)米麹(福島県産米)、原料米 美山錦100%、精米歩合50%、製造年月21/12、アルコール分16度、日本酒度-0.3、酸度2.0、使用酵母 F701 G-31」。

 酒名「会州一」だが、会津のことを会州とも言う。つまり「会州一」とは、会津地方で一番の酒、という意味だ。

酒蛙

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