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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4763】山五 大吟醸 山田錦(やまご)

2022.4.14 20:25
山形県米沢市 浜田
山形県米沢市 浜田

【B居酒屋にて 全9回の➁】

 1カ月に1回のペースで足を運んでいるB居酒屋。常時約200種類の酒を置いており、1カ月たてば、冷蔵庫のラインナップがけっこう更新されているので、「日本酒津々浦々」の取材に好都合なのだ。コロナで大苦戦を強いられていたが、第5波が下火になってから、ようやくお客さんが戻って来た。しかし、程なくオミクロンによる第6波が襲来し、またまた大苦戦。早く、以前のにぎわいを取り戻してもらいたいものだ。わたくし一人が頑張ったところでしょせん、蟷螂の斧でしかないのがもどかしい。

 今回、最初に選んだのは「一本義 山田錦 純米吟醸 58」。続いて選んだのは「山五 大吟醸 山田錦」だった。「浜田」の酒は当連載でこれまで、主銘柄の「沖正宗」など3種類を取り上げている。ついせんだっても、B居酒屋とすぐ近くのうなぎ屋で「興譲 雪女神 純米大吟醸」(当連載【4761】)をいただいたばかりだ。奇遇にすこし驚く。さて、今回のお酒をいただいてみる。

 酒蛙「甘みをまず感じる。とろみがある」
 仲居さん「飲みやすい」
 酒蛙「甘みの次に、酸がじゅわっと来る」
 仲居さん「フルーティーな香り」
 酒蛙「うん、そうだね。ほのかにフルーティーな香り。フルーティーにしてジューシーだね」
 仲居さん「そう、かすかにフルーティーな香り。キレが良いわ」
 酒蛙「おっしゃる通り、たしかにキレが良い。口当たりがずいぶんやわらか、ふくよか。飲んでいたら、酸があまり感じなくなり、甘みが味を支配するイメージになる。モダンタイプのやや濃醇寄りのボディーか」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「豊かな自然の残る山形、豪雪の地『米沢』にて脈々と受け継がれる酒造りの伝統と技術を味わい そして感じていただきたい逸品。鑑評会出品酒同等の杜氏一滴入魂で醸した銘酒 フルーティな香りとキレ味鋭い喉ごしをお楽しみください」

 ラベルのスペック表示は「杜氏 寺澤圭一、山田錦100%、製造年月20.7、原材料名 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール、精米歩合50%、日本酒度+3、アルコール度数15度、酸度1.3」。

 酒名「山五」は、この蔵の屋号。

酒蛙

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