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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4668】天遊琳 特別純米 直汲み 生(てんゆうりん)【三重県】

2021.11.30 17:24
三重県四日市市 タカハシ酒造
三重県四日市市 タカハシ酒造

【H居酒屋にて 全3回の③完】

 なじみのH居酒屋の店主からショートメールが入った。「新しいお酒が3本入ったので、テイスティングに来てください」。わたくしは、H居酒屋に1行コメント付きの酒メニューを作ってあげている。これだと酒名を知らない客も味が想像できるから、注文するときに便利。新しい酒が入ったということは、酒メニューを更新しなければならない、ということだ。

「白山吹」「丹澤山」に続いていただいたのは「天遊琳 特別純米 直汲み 生」だった。タカハシ酒造のお酒は当連載でこれまで10種類を取り上げている。そのほとんどが「天遊琳」。10種類のうち8種類をこのH居酒屋でいただいている。H居酒屋は「天遊琳」が好きなのだ。さて、いただいてみる。

 ちーたん「冷たい香り」
 酒蛙「上立ち香はほとんどせず、ほのか。甘みを感じ、古本屋のような木のような菌類のような含み香を感じる」
 ちーたん「洞穴の中の、鉱石のような香り」
 酒蛙「古本屋のような木のような菌類のような含み香が非常に特徴的だ」
 ちーたん「深い透明感がある」
 酒蛙「やさしく穏やかな甘旨みがよく出ている。内訳は甘み7、旨み3くらいか。やや濃醇寄り。余韻は苦み」

 瓶のラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米こうじ、精米歩合55%、アルコール分17度、製造年月2021.7、お酒にやさしいUVカットびん使用」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 酒名「天遊琳」の由来について、ツイッター日本酒寿亭さんはツイートで以下のように説明している。

「天遊とは、自然に合体して物に執着せず、自由な境地に心を遊ばせる事。つまりおおらかな心の状態を表しています。 そして琳は美しい玉を意味します。一滴一滴がおおらかで玉のように輝く酒でありたいという蔵元の想いが込められた素敵な酒名です」

酒蛙

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