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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3124】紀州誉 おりざけ(きしゅうほまれ)【和歌山】

2017.11.3 16:10
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和歌山県海南市 紀の司酒造
和歌山県海南市 紀の司酒造

【日本酒研究会遠征場所 全10回の④】

 異業種間飲み会の日本酒研究会は毎月欠かさず、M居酒屋で月例会を開いており、ことしで足掛け11年を数える。この間、異動で多くのメンバーが各地に散った。いつもはM居酒屋で開いているが、年に1回ほど、違う場所にかつてのメンバーも集い、旧交を温めている。今回は14人の新旧メンバーが集まった。

「姫の井 十日旬酒」「越後鶴亀 純米吟醸」「都鶴 純米吟醸 甘口」に続いて4番目にいただいたのは、「紀州誉 おりざけ」だった。この酒は、わたくしにとって初めての蔵のお酒だ。さて、いただいてみる。

 F 「にごり酒は特有な風味があるが、これは意外に普通だ」

 酒蛙「うん、クセが無い。にごり酒によくある重みがなく、キレが良い」

 S 「きわめて普通」

 I 「酸を感じる」

 酒蛙「酸はすこしだよ。Iさんは酸に過敏に反応するからなあ」

 B 「甘みがある」

 女将さん「バランスが割合良いにごり酒ですね」

 A 「この酒は敵がすくない。抵抗勢力が無い酒だ」

 みんな「あははは。例えがすさまじいなあ」

 F 「角がとれている」

 酒蛙「甘みと旨みを感じる。わずかに酸がある。穏やかで、やわらかくて、丸みのある酒だ」

 いわゆるにごり酒は、いかにも、という風味のものが多いが、今回のにごり酒は、いわゆるにごり酒とはまったく違うタイプのお酒だった。

 ラベルの表示は「アルコール分14度、原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール」。

 ところで、ネットで「紀の司酒造」を検索しても「紀州誉」に行きつかなかった。その代り「平和酒造さんと全国にチェーン店を持つ『酒のやまや』のコラボ商品」「酒造:平和酒造(和歌山県海南市)」「平和酒造 紀州誉 おりざけ」がヒットした。平和酒造は「紀土」で全国に名を知られる気鋭蔵だ。以上のネット情報から、この酒は平和酒造への委託醸造とみられる。

酒蛙

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