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日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3133】東鶴 純米吟醸 さがの華 無ろ過 生(あづまつる)【佐賀】

2017.11.10 17:25
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佐賀県多久市 東鶴酒造
佐賀県多久市 東鶴酒造

【TT居酒屋にて 全15回の③】

 酒友のTと飲むことになった。Tの友人のS、N、Dも加わり、5人の飲み会。Nは利き酒師である。場所は、なじみのTT居酒屋。

「あづまみね 純米 無濾過生原酒」「あづまみね 純米吟醸 美山錦 無濾過生原酒 中取り」と飲み進め、3番目にいただいたのは「東鶴 純米吟醸 さがの華 無ろ過 生」だった。「東鶴」は飲む機会が多い酒で、当連載ではこれまで、7種類を紹介している。これはどうか。

 酒蛙「甘旨酸っぱい。麹っぽい香味。中盤から余韻は辛み。トレンド的な味わい」

 S 「これ、おいしい」

 T 「甘い」

 N 「甘酸っぱい」

 酒蛙「非常にジューシー。アテ要らずの酒だ。フルーティー&ジューシーで、やや濃醇。甘めでやや濃醇だが、酸が立っているので飲み飽きしない。古本屋的木香的菌類的風味がある」

 N 「菌類的みたいな風味ってのは、よく分かる」

 酒蛙「きれいで穏やかなお酒だ」

 瓶の裏ラベルの表示は「原料米 さがの華80%使用、山田錦20%、精米歩合55%」。原料米比率を見ると、麹米が山田錦で、掛米がさがの華だ。

「さがの華」は佐賀県農業試験研究センターが1988年、母「若水」と父「山田錦」を交配。選抜と育成を繰り返し開発、2000年に品種登録された酒造好適米。それまで佐賀県で栽培されている品種は西海134号と山田錦だったが、早生で、大粒で心白の発現率が高く稲体も倒れにくい、経済性の高い酒造好適米が望まれていた。このような目的で「さがの華」が開発された、という。一般公募により「さがの華」と命名された。

酒蛙

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