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日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3137】川鶴 秋あがり 純米吟醸(かわつる)【香川】 

2017.11.13 17:56
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香川県観音寺市 川鶴酒造
香川県観音寺市 川鶴酒造

【TT居酒屋にて 全15回の⑦】

 酒友のTと飲むことになった。Tの友人のS、N、Dも加わり、5人の飲み会。Nは利き酒師である。場所は、なじみのTT居酒屋。

「あづまみね 純米 無濾過生原酒」「あづまみね 純米吟醸 美山錦 無濾過生原酒 中取り」「東鶴 純米吟醸 さがの華 無ろ過 生」「彌右衛門 TAKUMAMAI2」「花の香 純米大吟醸 海花 秋想蔵出し」「巖 純米吟醸 本生」と飲み進め、7番目にいただいたのは「川鶴 秋あがり 純米吟醸」だった。

「川鶴」は居酒屋でよく目にする銘柄で、当連載でも6種類を取り上げている。総じて、しっかりした味わいのお酒、という印象を持っている。今回の酒はどうか。

 T 「まったく問題無しです」

 N 「正統派です」

 酒蛙「軽快感があり、さわやかできれいな酸、余韻は苦み。キレが良い。輪郭が明瞭な酒」

 S 「日本酒らしい」

 D 「甘みがあまりない」

 酒蛙「中盤から辛みが来る。旨みは適度」

 T 「甘みは無いでしょ?」

 酒蛙「辛みがあって旨みがあり、非常にいい。直前に飲んだ『巖』と似たタイプだけど、こちらの方が、シャープ感がある。辛みに旨みと酸が絡む」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「半年間じっくりと熟成させ、香味のバランスが整った秋あがり純米吟醸酒。ふっくらとした飲み口に仕上げています。一夏越しのまろやかさと心地よい酸味とのバランスを秋の味覚と一緒にお楽しみ下さい」

 裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)、精米歩合58%」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念。

 酒名・蔵名「川鶴」の由来について、蔵のホームページは「蔵の裏に流れる清らかで豊富な水を湛える清流“財田川”に鶴が舞い降りたことから初代蔵元が酒名を川鶴と命名しました」と説明している。

酒蛙

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