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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4590】七水 純米大吟醸40 生もと仕込(しちすい)【栃木県】

2021.6.24 16:31
栃木県宇都宮市 虎屋本店
栃木県宇都宮市 虎屋本店

【B居酒屋にて 全4回の④完】

 1カ月に1回のペースで足を運んでいるB居酒屋。常時約200種類の酒を置いており、1カ月たてば、冷蔵庫のラインナップがけっこう更新されているので、「日本酒津々浦々」の取材に好都合なのだ。コロナで大苦戦を強いられている様子だが、飲み手としては、すこしでも支援になるよう定期的に通うことしかできない。早くコロナ禍が過ぎ去り、にぎわいを取り戻してもらいたい、と切に願う。

 今回は、酒友Yと二人で暖簾をくぐった。「壬生」「中島屋」「賀儀屋」と飲み進め、4番目「大倉」、5番目「天の戸」そして最後6番目に「七水 純米大吟醸40 生もと仕込」をいただいた。当連載でこれまで、「七水」を4種類取り上げている。さて、いただいてみる。

 酒蛙「うっ、旨い!!! ジューシーだ」
 Y 「うん、旨い!」
 酒蛙「ちょっと甘いかな」
 Y 「うん、同感」
 酒蛙「酸がいい。酸が弾けてるよ。あっ、含み香にマスカットを感じる。適度な旨み。すっきり感がある。マジ美味しい。モダンタイプのライト~ミディアムのボディ。甘みが押し味で残る」
 Y 「そうそう。甘みが残るね」

 この酒は、日本酒専門店「ましだや」(栃木県)の委託製造商品。瓶のラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、使用米 夢ささら100%、精米歩合40%、アルコール分16度、製造年月2020.03、出荷年月2020.11」。製造年月と出荷年月を分けて表示しているのは親切だ。

 使用米の「夢ささら」は、栃木県農業試験場が2005年、母「山田錦」と父「T酒25」を交配。選抜と育成を繰り返し品種を固定。2018年2月に品種登録された新しい酒造好適米。特長は米の中心部分にある心白がはっきりしていて、酒造りに向いていること、玄米を削る際に砕けにくいため、大吟醸酒造りに適していることなど。

 酒名「七水」の由来について、蔵のホームページは「『七水』とは宇都宮にあった7つの名水のこと」と説明している。

酒蛙

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