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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4563】今小町 純米(いまこまち)【徳島県】

2021.5.7 22:44
徳島県三好市 中和商店
徳島県三好市 中和商店

【日本酒研究会 全6回の➁】

 足掛け15年目に突入した日本酒研究会。異業種間交流飲み会ながら、毎月欠かさず飲み続けてきた(ただし、2020年4~10月の7回分はコロナのために不開催)。草創期のメンバーJの提案で、日本全国の現役蔵の酒を全部飲む、という遠大な目的のもとに飲み続けている。一時は、飲んだことのない蔵の酒を探すのが頭打ちになり、なかなか蔵数が増えなかったが、月例会の会場をE居酒屋に移してからは、続々と新蔵酒の登場しわたくしたちを喜ばせている。

 これは、ママの知恵袋であるバイヤーKさんの活躍によるもの。Kさんはわたくしたちの既飲蔵リストをもとに、わたくしたちがまだ飲んだことがない蔵の酒を探し出し入手、月例会に出す酒のラインナップを組んでいるのだ。今回は、6種類のうち、3種類が飲んだことがない蔵のお酒。これで、わたくしたちが飲んだことのある酒の蔵は、合計1202蔵と、1200の大台に乗った。Kさんには感謝しても感謝しきれないほどお世話になっている。この場を借りてお礼を申し上げます。

 トップバッターの「眉山 特別純米」に続いて飲んだ「今小町 純米」も初めての蔵のお酒。見るのも聞くのも初めてだ。さて、いただいてみる。

 酒蛙「上立ち香は抑えている」
 B 「甘みが強い」
 Y 「直前に飲んだ『眉山』と方向性は同じ」
 酒蛙「含み香はわずかに、昭和レトロ的クラシカル香味が感じられる。甘みと酸がよく出ている」
 H 「サラダと合う!」
 B 「飲んでいると、だんだん飲みやすくなっていく。奥の方に苦みが出てきた」
 酒蛙「甘みがすこし厚みがある。甘みは旨みを伴っている。全体として、しっかりとした味わいのお酒だ」

 蔵のホームページはこの酒を「純米ならではの、米の旨味を生かした、コクのある風味をお楽しみ下さい」

 瓶の裏ラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合 麹米60% 掛米65%、使用酵母 協会901号、仕込水 四国山脈伏流水(中硬水)、アルコール分15.5度、日本酒度+3.0、酸度1.5、アミノ酸度1.3 製造年月2020.12」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。しかし、蔵のホームページでは「麹米 山田錦 (精米歩合60%)、掛米 五百万石(精米歩合60%)」と開示している。

 酒名「今小町」の意味について、コトバンクは「まさに今の世の小野小町といえるような美人」と説明している。すなわち、お酒の「今小町」は、「今の世の一番の美人に例えるようなお酒」という意味なのだろうか。

酒蛙

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