×
メニュー 閉じる メニュー
文化

文化

日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4407】亀齢 純米大吟醸 四拾五 生酒(きれい)【広島県】

2020.11.25 14:50
広島県東広島市、亀齢酒造
広島県東広島市、亀齢酒造

【TU会定例会 全6回の②】

 コロナ禍で半年間、開催を自粛したTU会。再開して今回が2回目の例会。会場のB居酒屋がトップバッターとして持ってきたのが、「悦蔵 生酛造り 特別純米 一ツ火 山田錦」。続いて持ってきたのは「亀齢 純米大吟醸 四拾五 生酒」だった。「亀齢」は当連載でこれまで、5種類を取り上げている。濃醇で甘みが出ている酒、というイメージをもっている。今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 KI「ちょっと甘い」
 酒蛙「とろみがある。コメの旨みたっぷり」
 ST[濃い」
 U 「直前の『悦蔵』とは極端に違う酒質だ」
 酒蛙「残る味わいは、線香をおもわせる独特なものがある」
 ST「セメダイン香(酢酸エチル系の芳香)を感じる」
 酒蛙「甘・旨と辛・苦が印象的なお酒だ。酸も適度に感じられる。吟醸香はほのか」
 W 「飲んでいると、だんだん甘みが強くなっていく」
 酒蛙「飲んでいると、甘旨みや酸をさらに感じ、だんだん味が力強くなっていく。古本屋的線香的含み香が個性的だ」
 SG「おいしいっす。甘いお酒も好きなので。濃醇です」
 酒蛙「うん、濃いね。どっしり落ち着き感がある」

 瓶のラベルのスペック表示は「原材料 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合45%、アルコール分17度、製造年月20.2」。使用米の品種名が非開示なのは残念だ。ラベルに「杜氏 西垣昌弘」と大書されているのが目立つ。

 酒名および蔵名の「亀齢」の由来について、日本の名酒事典は以下のように説明している。「江戸時代から『吉田屋の酒』として親しまれていたといわれている。酒名は、『鶴は千年、亀は万年』からとられたもので長命と繁栄の願いが込められている」

酒蛙

関連記事 一覧へ