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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4373】阿部勘 純米吟醸 金魚(あべかん)【宮城県】

2020.10.21 21:33
宮城県塩釜市 阿部勘酒造
宮城県塩釜市 阿部勘酒造

【B居酒屋にて 全4回の②】

 せんだって、TU会例会をB居酒屋で開いたとき、冷蔵庫の中に、わたくしがまだ飲んだことがない酒をいくつか見つけた。それを飲まなければならない。ということで、後日一人で、B居酒屋の暖簾をくぐった。

 まずいただいたのは「東洋美人 醇道一途 純米吟醸 酒未来」。続いていただいたのは「阿部勘 純米吟醸 金魚」だった。阿部勘酒造のお酒は当連載でこれまで、4種類を取り上げている。この蔵のお酒には、セメダイン香(酢酸エチル香)に似た芳香の、飲み飽きしないお酒、というイメージを持っている。

 今回のお酒のラベルが凝っている。普通に正面から見ると、真っ白なラベル。しかし、裏側を見ると、金魚が涼やかに泳いでいる絵。そこで、仲居さんに裏側からライトで照らしてもらい、金魚が浮かび上がったところを撮影した。さて、いただいてみる。

 すっきりとした口当たりだが、甘みもすこし感じられる。セメダイン香(酢酸エチル)似の芳香も少しあり、さわやか感を演出。酸と苦みが出ている。軽快感があり、キレも良し。まさに夏酒といった味わいのお酒だった。

 ラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、アルコール分15度、精米歩合55%、製造年月20.06」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 酒名および蔵名「阿部勘」は、コトバンクによると、「蔵元当主が代々『阿部勘九郎』を襲名することに由来」とのこと。

酒蛙

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