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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4320】出羽鶴 純米 夏祭りカップ 西馬音内盆踊り(でわつる)【秋田県】

2020.8.28 16:36
秋田県大仙市 秋田清酒
秋田県大仙市 秋田清酒

【父の日プレゼント 全8回の⑧完】

 息子が2013年から毎年、父の日に、カップ酒の詰め合わせを送ってくれる。毎年8種類ずつ。これがとても楽しみだ。ありがたい。感謝感激だ。ことしで8年目。重複したものが無いから、これで64種類。カップ酒の世界はなかなか奥が深そうだ。

「天穏」のカップ2種類、「若戎」「松尾」「いづみ橋」「秋鹿」「貴」と飲み進め、6番目にいただいたのは「出羽鶴 純米 夏祭りカップ 西馬音内盆踊り」だった。「刈穂」「出羽鶴」「やまとしずく」という強力ラインナップをそろえる秋田清酒。飲む機会が多く、同蔵のお酒は当連載でこれまで、38種類も取り上げている。

 今回の夏祭りカップは、単品でも取り扱われているが、「大曲の花火」「竿灯」と組み合わせた3本セットが基本となっている。さて、いただいてみる。

 やわらかくて、さっぱりした口当たり。酸が非常に立つ。酸の背後に旨みと甘みがある。旨みと甘みとでは、甘みの方が多め。余韻は軽い苦み。香りは抑えられている。一口で言えば淡麗・軽快・旨口酒。心持ち、熟成感的昭和レトロ的香味を感じる。酸が出ており、さっぱりしているので飲み飽きせず、食中酒に最適。

 蔵のホームページはこの酒を以下のように紹介している。「秋田県産米で造った純米酒カップの3本セットです。お米のやさしい旨みが感じられる、あざやかな味わいのお酒になっております。お土産にも人気の商品です!」

 カップのアルミ蓋に書かれているスペック表示は「アルコール分14度、精米歩合65%、原材料名 米(国産)米麹(国産米)、製造年月2020.5」。蔵のホームページは、このほかのスペックを以下のように開示している。「原料米 めんこいな、味のタイプ 味わいのある辛口、日本酒度+5、酸度1.6、おすすめ飲用温度0-5℃ または 5-10℃ または 40-50℃」

 使用米の「めんこいな」は、秋田県農業試験場が1988年、母「ひとめぼれ」(その母は「コシヒカリ」)と父「あきた39」を交配、育成と選抜を繰り返し品種を固定。2001年に種苗法登録された主食用米。

 酒名「出羽鶴」の由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。「『鶴のように優美な出羽の国の酒になるように』との願いを込めて『出羽鶴』と命名」

酒蛙

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