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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4317】いづみ橋 夕焼け 純米 とんぼカップ(いづみばし)【神奈川県】

2020.8.28 16:29
神奈川県海老名市 泉橋酒造
神奈川県海老名市 泉橋酒造

【父の日プレゼント 全8回の⑤】

 息子が2013年から毎年、父の日に、カップ酒の詰め合わせを送ってくれる。毎年8種類ずつ。これがとても楽しみだ。ありがたい。感謝感激だ。ことしで8年目。重複したものが無いから、これで64種類。カップ酒の世界はなかなか奥が深そうだ。

「天穏」のカップ2種類、「若戎」「松尾」と飲み進め、5番目にいただいたのは「いづみ橋 夕焼け 純米 とんぼカップ」だった。泉橋酒造のお酒は飲む機会が多く、当連載でこれまで、13種類を取り上げている。

 さらりとした口当たりで、酸と辛みがよく出ており、キレが良い。。余韻の酸・辛がけっこう強い。「いづみ橋」はドライな辛口酒、という印象が強いが、今回のお酒にはドライ感が無い。これは、今回のお酒は「いづみ橋」にしては旨みがけっこう出ていることによる。

 ラベルのスペック表示は「原材料 米(国産)米麹(国産米)、アルコール分15度、精米歩合70%、製造年月2020.02」。

 この蔵のシンボルはトンボである。これについて、蔵のほかの酒の裏ラベルは、以下のように説明している。

「いづみ橋では日本酒は田んぼから生まれる農業副産物と考え、酒蔵のあるべき姿として酒米作りから取組んでいます。『赤とんぼ』は田んぼで生まれ育つ代表的な生物ですが、そんな赤とんぼがもっとたくさん生まれてこれるように、そして大地の恵みをもっとお酒で表現できるように、そんな健康的な酒米の栽培、醸造をして行きたいと思います」

 酒名および蔵名に使われている「泉橋」の由来について、蔵のホームページは、以下のように説明している。

「1927年の航空写真を見ると、泉橋酒造北側の海老名耕地に泉川(いづみがわ)が流れています。この泉川は田んぼの用水路の役目を果たしていました。また、蔵の屋号が『橋場(はしば)』だったことから、泉川+橋場=泉橋となったのことです。水田の穀倉地帯からの命名だったことがわります。しかし泉川は、1930年から行われた土地改良事業でまっすぐな用水路に姿を変えてしまい、現在では泉川は存在していません」

酒蛙

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