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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4204】秀よし 純米吟醸 花見酒(ひでよし)【秋田県】

2020.4.4 17:00
秋田県大仙市 鈴木酒造店
秋田県大仙市 鈴木酒造店

【F居酒屋にて 全13回の②】

 年に2~3回飲んでいる5人グループ。もともとTとわたくしは仕事で知り合い、よく2人で飲んでいた。Tの友人が次々に加わり5人のメンバーとなった。今回の場所は、TT居酒屋時代からお付き合いのあるF居酒屋だ。メンバーのうち1人がドクターストップで欠席。今回は4人で飲んだ。

 最初に持ってきたのが「SIZZLE Dolce 生酛純米 生酒」。次に店が出してきたのは「秀よし 純米吟醸 花見酒」だった。花見の季節になれば、複数の蔵が花見酒を出す。すっかり春の“酒風物詩”になっている。この蔵のお酒は当連載でこれまで、4種類を取り上げている。さて、いただいてみる。

 N 「フルーティーなお酒だ」
 D 「いいですね~」
 酒蛙「とろみがあり、まるみのある甘みが感じられる。吟醸香がフルーティー」
 N 「香りはピーチ」
 酒蛙「たしかにピーチ。前半は甘みがあるが、余韻は辛み。けっこう厚みがあり、味がふくらむ」

 どうやら、この“香り立つ吟醸香”が花見酒のキーポイントのようだ。

 この酒を瓶の裏ラベルは以下のように紹介している。「秋田県産『秋田酒こまち100%』と『こまち酵母スペシャル』で醸した、吟醸の香りが優しく広がる旨みと飲み心地の良いお酒です」。

 また、蔵のホームページは以下のように紹介している。「秀よしでは、お花見で楽しんでいただこうと思い、新商品の『純米吟醸酒 花見酒 720ml』を発売しています。春を彩るに相応しいようピンクの花柄をあしらった瓶に、秋田県産『秋田酒こまち』と『こまち酵母スペシャル』で造った純米吟醸を詰めました。アルコールは飲みやすい15度。酵母由来の華やかなで香り高く、膨らみがある味のフレッシュなお酒です」

 表ラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合50%、アルコール分15度、製造年月20.2」。また、蔵のホームページのスペック表示は「原料米 / 秋田酒こまち 日本酒度 / +2.5 酸度 / 1.4 アルコール分 / 15度」。

 使用米の「秋田酒こまち」は秋田県農業試験場が1992年、母「秋系酒251」(その母は「五百万石」)と父「秋系酒306」(その父は「華吹雪」)を交配。育成と選抜を繰り返し開発、2004年に品種登録された酒造好適米だ。

 この蔵の創業は1689(元禄2)年。主銘柄「秀よし」の由来について、蔵のホームページは次のように説明している。

「宝暦年間(1751~1764年)に秋田藩主佐竹公が当蔵の酒を『秀でて良し』と激賞され、『ひでよし』の酒名を賜り、嘉永元(1848)年には藩の御用酒を賜りました」

酒蛙

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