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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4176】無想 辛口純米 しぼりたて生原酒(むそう)【新潟県】

2020.3.11 19:26
新潟県村上市 大洋酒造
新潟県村上市 大洋酒造

【日本酒研究会月例会 全5回の⑤完】

 年が明け足掛け14年目に入った超長寿飲み会「日本酒研究会」。大層な会名だが、単なる飲み会。異業種間交流にもかかわらず、1回も欠かさず、こんなに長い間月例会を続けるとは、やはりみなさん、酒が好きだからだろう。

「天領盃 雅楽代」「暁 l'aube 」「フモトヰ」「京の春」と飲み進め、最後5番目にいただいたのは「無想 辛口純米 しぼりたて生原酒」だった。大洋酒造の酒は種類を多く飲んでおり、当連載でこれまで、「無想」4種類、「鄙願」1種類、「日本国」1種類、「大洋盛」1種類、「北翔」1種類を飲んでいる。総じて、やわらかで淡麗な酒、という印象を持っている。今回のお酒はメンバー全員から好評だった。

 酒蛙「旨みをまず感じる。旨みが酸と辛みを伴う。セメダイン香(酢酸エチル香)もすこし感じる。余韻は苦み。軽やかで、ふんわりやわらかな口当たり」
 K 「おいしい」
 Y 「旨い」
 F 「う~ん、辛口だね」
 酒蛙「ひとことで言うならば、淡麗旨辛酒だ。辛み・旨み・酸がバランス良く出ており、軽いので、まったく飲み飽きしない。食中酒に最適のお酒だ。疲れることなくずっと飲める。これはいい」

 瓶の裏ラベルのスペック表示は「原材料名 米(新潟県産)米こうじ(新潟県産米)、精米歩合60%、原料米 岩船産越淡麗100%、アルコール分15度、製造年月19.12」。

 使用米の「越淡麗」(こしたんれい)は、新潟県農業総合研究所作物研究センター、新潟県醸造試験場、そして新潟県酒造組合による共同研究で開発した新しい酒造好適米。「五百万石」と「山田錦」という二大品種を交配してつくった抜群の血統の良さを誇る。

「無想」のコンセプトについて、静岡県富士宮市の酒販店「よこぜき」のサイトは、以下のように説明している。

「“無想”は、平成30年より杜氏となった平田州氏が、構想から設計、醸造のすべてに主体となって取り組んだ、非常に意欲的な銘柄。コンセプトは『新型新潟ニュー淡麗辛口』。食事に寄り添い、お互いを照らし合わすような爽快な辛口な味わいが特徴」

酒蛙

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