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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4153】尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 初しぼり 生酒(おぜ)【群馬県】

2020.2.24 17:42
群馬県館林市 龍神酒造
群馬県館林市 龍神酒造

【日本酒研究会月例会 全6回の⑤】

 足掛け13年にもおよぶ超長寿飲み会「日本酒研究会」。大層な会名だが、単なる飲み会。異業種間交流にもかかわらず、1回も欠かさず、こんなに長い間月例会を続けるとは、やはりみなさん、酒が好きだからだろう。

「明日の日本を語る酒」「聖泉」「東京」「水芭蕉」と飲み進め、5番目にいただいたのは「尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 初しぼり 生酒」だった。龍神酒造のお酒を当連載はこれまで「尾瀬の雪どけ」を3種類、「龍神」を2種類取り上げている。「龍神」は酸が立つ力強い酒、というイメージを持っている。今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 酒蛙「旨みと酸が出ている」
 F 「このお酒、いいなあ」
 M 「直前に飲んだ『水芭蕉』より酸が少ない。飲みやすい」
 酒蛙「香り、甘み、旨み、酸の調和が良い」
 M 「まったりとした調子」
 F 「米だけで、ここまでの旨みと香りを出せるなんてすごいなあ」
 酒蛙「果実的な吟醸香がやや華やか。フルーティー」
 F 「酸が強くなく、やさしい感じ」
 M 「あまり量を多く飲める酒ではないね」
 酒蛙「上品な味わいと飲み口」

 瓶の裏ラベルは、この酒を「林檎の蜜を想わせる香りと柔らかな酸。フルーティで上品な味わい」と紹介している。わたくしたちの感想とほぼ同じだった。

 また、裏ラベルにはハッシュタグ(#)が付けられている。瓶の裏ラベルでハッシュタグを見たのは、これが初めてだ。「#フレッシュ #フルーティ #ジューシー #新酒 #初しぼり #令和元年 #高コスパ #間違いない #色白 #秋田美人 #sakekoma」。前半は真面目に書いているが、「色白」以下は意味不明。

 裏ラベルのスペック表示は「アルコール分15度、原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合50%、製造年月19.12」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 裏ラベルに書かれている味わいの目安は以下の通り。「香り 5段階の4、甘味 5段階の3、酸味5段階の3」

 酒名「尾瀬の雪どけ」の由来について、コトバンクは「県境にある尾瀬沼の清冽な雪どけ水のイメージを酒質に託して命名された」と説明。また、主銘柄および蔵名の「龍神」について、ウィキペディアは「水神や海神として各地で祀られている」と説明している。

酒蛙

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