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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4131】桃川 純米 生原酒(ももかわ)【青森県】

2020.2.3 14:27
青森県上北郡おいらせ町 桃川
青森県上北郡おいらせ町 桃川

【TU会 全4回の①】

 2カ月に1回のペースで、M居酒屋で開いている異業種間飲み会「TU会」。今回は5人が参加、にぎやかに飲み、にぎやかに酒を論評し合った。

 今回、店主がトップバッターとして持ってきたのは「桃川 純米 生原酒」だった。「桃川」は当連載でこれまで、6種類を取り上げている。癖がまったく無い非常に淡麗なお酒、というイメージを持っていたが、この酒は違っていた。

 酒蛙「吟醸香が華やかに香る。甘みをまず感じる。とろみがある」
 K 「うん、甘いね」
 酒蛙「分厚くて味にふくらみがある。濃醇。甘いけどキレが非常に良い。甘みは旨みを伴う」
 W 「本当にキレがいいですね。残らない」
 酒蛙「すこしフルーティーでジューシー。ふくよかな口当たり。最初のうちは甘旨だったけど、辛みも酸も出てきた。辛みと酸はしっかりある。かなり良いではないか」
 ヨネちゃん「バランスが良くない」
 酒蛙「バランスは良いよ! 酸が出てきていいね」
 ヨネちゃん「そう。酸は最初のうちは出て来なかったけどね」
 K 「だんだん美味しくなってきたね」

 瓶のラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合65%、アルコール分17度以上18度未満、製造年月18.12」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 酒名・蔵名の「桃川」の由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。

「桃川の発祥は江戸時代で、本格的に酒造を開始したのは、明治22年のこと。創業当時、百石川(奥入瀬川の地元での通称)の水を使用していたことから『百(もも)』を果物の『桃(もも)』に代えて『桃川(ももかわ)』と名付けられました」

酒蛙

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